クリスタルパレス戦勝利のブライトン、三笘薫はドリブル&スルーパスでマーチの決勝点をアシスト
写真:三笘薫(提供:REX/アフロ)
3月15日、プレミアリーグ第8節「ブライトン対クリスタルパレス」の一戦が行われ、1-0でブライトンが勝利した。
日本代表三笘薫はこの日も左WGでスタメン出場し、1アシストを記録するなどブライトンの勝利に貢献した。
未消化だった試合を勝利したため、勝ち点を上乗せしたブライトンは来季のEL出場権獲得に一歩近づいた。
M23ダービーを圧倒的な強さで制したブライトン
ホームタウンが近く、「M23」という幹線道路で結ばれていることから、「M23ダービー」と呼ばれているこの一戦。
リーグ戦10試合未勝利と絶不調に陥っているクリスタルパレスだが、ダービーゆえにいつも以上に気合が入る。
しかし、試合はブライトンが圧倒的なポゼッション力で優位に進める。
CBから丁寧につなぎ、チャンスをうかがう。
クリスタルパレスも激しいプレスで応対するが、支配率は約60%にも及び、徐々にブライトンに得点のチャンスが増えていく。
前半15分、三笘のプレーから得点が生まれる。
左サイドでボールを受けると、縦ではなく斜めへのドリブルを開始。
ソリー・マーチが裏を抜けるランニングを始めた瞬間、三笘は絶妙なスルーパスを送る。
これをマーチが見事ゴールし、先制点を奪った。
後半に入ってもブライトンが圧倒する。
リズム良くパスがつながり、いくつもチャンスを作るが、負けられないクリスタルパレスも必死にこれを防ぐ。
多少疲労感が見え雨も降っていたため、三笘薫は78分にベンチに下がった。
終盤はクリスタルパレスもいくつかチャンスを作ったが決めきれず、試合はこのまま1-0でブライトンが勝利した。
確実にプレーの質がUPした三苫に今後も期待大
今節でアシストを決め、今季の公式戦成績を8得点5アシストとした三笘薫。
毎試合のように得点かアシストを決める素晴らしい選手に成長した。
以前の様なサイドを張ってドリブルをするだけではなく、積極的に中に絞り連携で崩すこともできるようになった。
3月下旬に行われる新生日本代表での試合でも、その成長したプレーで活躍してくれることだろう。
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