
三笘薫のキレが復活!W杯の「三笘の1ミリ」を彷彿とさせるゴールでブライトンの快勝に貢献
写真:三笘薫(提供:REX/アフロ)
3月4日、プレミアリーグ第26節「ブライトン対ウェストハム」の一戦が行われ、4-0でブライトンが勝利した。
圧倒的なポゼッションでゲームを支配したブライトンが危なげなくウェストハムを下した。
日本代表MF三笘薫は、この日もスタメンで出場し3試合ぶりとなる得点を決めるなど、チームの快勝に貢献した。
動きのキレが戻った三笘は随所で素晴らしいプレーを披露
まさに完璧な勝利となった。
圧倒的なボールポゼッション力によって、ウェストハムにまったく良いプレーをさせなかったブライトン。
ブライトンは68%という圧倒的なボール支配率で、20本ものシュートを放った。
右SBで先発したランプティが前半16分に怪我でベンチに下がるアクシデントはあったものの、それ以外ではまったく問題なく試合を進めた。
前半17分、サイドチェンジを受けた三笘は、エリア内に侵入したところを倒されPKを獲得する。
このPKをマクアリスターが冷静に決めてブライトンが先制する。
51分にはCKからフェルトマンが追加点を奪う。
さらに69分、三笘が魅せる。
エリア内でパスを回したブライトンは、右サイドからのグロスのシュート(パス?)を三笘がスライディングで反応しゴールを奪った。
カタールW杯のスペイン戦で見せた「三笘の1ミリ」を彷彿とさせるプレーだっただけに、日本のサポーターも興奮したことだろう。
89分には途中出場のウェルベックが豪快なミドルシュートを決めて試合を締めた。
三笘は仕掛ける回数自体はそれほど多くなかったものの、ゴール以外にもキレのある動きで何度もチャンスを演出した。
今季のリーグ戦のゴール数を6得点に伸ばした三笘は、次節以降で日本人選手としての最多得点更新を目指す。
ブライトンは来季のEL出場権獲得を目指す
ウェストハムに勝利したことで、勝ち点を38に伸ばしたブライトン。
これまでに中止の試合が複数あり、他のチームよりも試合数が少ない中で8位となっているゆえに、まだまだ来季のEL(ヨーロッパリーグ)に参加できる5位を目指せると言えるだろう。
三笘の体のキレも戻ってきているため、今後勝ち点を一気に伸ばす可能性も十分にありえる。
ブライトンは、3月11日にリーズとアウェーで対戦予定だ。
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