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大混戦のプレミアリーグ!三笘薫フル出場のブライトンはボーンマスに勝利で上位浮上の可能性も
三笘薫(写真:REX/アフロ)
2月25日、プレミアリーグ第27節「ブライトン対ボーンマス」の一戦が行われ、2-1でブライトンが勝利した。
日本代表MF三笘薫はスタメンフル出場し、得点やアシストこそなかったがチームの勝利に貢献した。
この日の勝利で上位を目指せる状況となったブライトン
負ければ上位浮上が難しくなる重要な一戦となったボーンマス戦は、ブライトンが気迫でもぎ取った。
前半12分に自らが獲得したPKをジョアン・ペドロが決めブライトンが幸先よく先制する。
しかし、51分にボーンマスのジャスティン・クライファートが強烈ミドルを決めて同点とする。
調子の良くない頃のブライトンであればここから逆転を許すところだが、この日は公式戦3連勝中と勢いがあったため、再び攻撃陣が結果を出す。
75分、この日途中出場となったダニー・ウェルバベックが値千金の勝ち越し弾を決める。
ジョルジニオ・リュテルからのスルーパスを受けたウェルベックは抜群のタイミングで柔らかいシュートを放ち、ゴール右隅に流し込んだ。
三笘は4試合連続得点とはならなかったが、ブライトンの公式戦4連勝に大きく貢献するフル出場となった。
ブライトンにとってこの勝利は非常に大きい。
勝ち点差「3」を付けられた上の順位であるボーンマスに勝利できたことはもちろん、この勝利で来季のCL出場圏である4位以内、そして来季のEL出場圏である5位以内を目指せる状態となったからだ。
ブライトンよりも上の順位であったアストン・ヴィラも今節クリスタル・パレスに敗れている。
3位のフォレストが明日アーセナル戦、4位のマンチェスター・シティがアウェーのトッテナム戦、5位のニューカッスルがアウェーのリバプール戦ということを考えれば、ブライトンを含む3位以下の7~8チームが勝ち点差5位内にひしめくような状態にもなりえるわけだ。
シーズン中盤までは7点差で負ける試合があるなど波に乗れなかったブライトンだが、公式戦4連勝を果たすなどようやくエンジン全開モードとなった。
その中心選手の1人は間違いなく三笘薫だ。
外に張るプレイが減りより中央でプレーするようになってきた三笘ならば、今後の重要な一戦での得点やアシストも期待できるだろう。
果たしてブライトンはシーズンが終わるまでにどれほど順位を伸ばすことができるのか、今後の試合に注目だ。
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