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久保建英に続き三笘薫もスーパーゴール!シーズン終盤に向け三笘のクリロナ化が止まらない!
三笘薫(写真:REX/アフロ)
2月15日(日本時間)、プレミアリーグ第25節「ブライトン対チェルシー」の一戦が行われ、3-0でブライトンが勝利した。
この試合にスタメン出場した三笘薫が先制点となるスーパーゴールを奪い、ブライトンの勝利に貢献した。
久保に続き三笘もスーパーゴール
世界一のリーグと称されるプレミアリーグでもなかなか見られないスーパーゴールを三笘が実現させた。
前半27分、GKのフェルブルッフェンからのロングボールを抜群のトラップで足元に収め、対峙するDFを振り切りながらゴール左隅にシュートを流し込んだ。
真後ろからくるロングボールをピタリと止めるトラップは、まさにワールドクラスだった。
前日にはレアル・ソシエダの久保建英がメッシばりのスーパーゴールを決めたばかりだったが、日本代表におけるもう1人のエースも同様に伝説となる得点を生み出した。
ブライトンはその後ミンテの2得点で3-0と快勝しており、順位も暫定ながら8位に上げた。
ここからCLやELの出場権獲得を実現させるのはかなり難しい状況であることには変わりないが、24節のフォレスト戦の0-7のショックからは完全に抜け出せたと言っても良いだろう。
クリスティアーノ・ロナウド化している三笘薫
シーズン前半戦は3得点2アシストとやや物足りない数字だった三笘だったが、1月16日のイプスウィッチ戦以降の約1ヶ月間で4得点1アシストと一気に得点力が開花してきている。
シュート数自体は1試合に1~2本程度しか打てていないが、以前のように左サイドに張り続けるのではなく、中に絞る動きが増えエリア内に入る機会も増えた。
三笘の代名詞であるドリブルで相手SBを振り切るようなプレーは少なくなったが、徐々にストライカーのようなプレーが増えてきているように思える。
この流れは20代前半にドリブラーとして名を馳せながら徐々にストライカーに変貌していったクリスティアーノ・ロナウドに似ている。
異常なほどの身体能力を誇るSBが集うプレミアリーグでは、さすがの三笘もドリブルだけでは通用しない。
今季から新監督であるファビアン・ヒュルツェラー監督の考えにより得点力強化に取り組んでいた三笘だが、ようやくその取り組みが実を結んだといえるだろう。
キャリアが停滞気味だった三笘だが、28歳となる2025年以降さらに世界に名を轟かせる選手となるかもしれない。
今後の三笘のプレーも期待しよう。
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