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三笘薫(写真:REX/アフロ)

三笘がFA杯でチェルシー相手に鮮やかループ逆転弾!ライバル中村敬斗との代表レギュラー争いが激化

三笘薫(写真:REX/アフロ)
2月8日、FA杯4回戦「ブライトン対チェルシー」の一戦が行われ、2-1でブライトンが勝利した。

日本代表MF三笘薫はスタメンフル出場し、57分に値千金の逆転弾を決めるなど活躍しチームの勝利に貢献した。

フォレスト戦大敗のショックから立ち直ったブライトン

プレミアリーグ第24節のフォレスト戦を0-7で落としたブライトンは、完全にチームとしての勢いがなくなっていた。

カラバオ杯もすでに敗退しており、リーグ戦も10位と低迷している。

そんな最悪の雰囲気の中迎えたFA杯のチェルシー戦であったため、「この試合で負ければシーズン失敗が確定」といった雰囲気が出る可能性もあったわけだ。

そんな試合でブライトンは勝利を掴み取った。

前半5分にオウンゴールで失点をすると、「今日もダメか・・・」といった雰囲気がスタジアムに充満したが、ルターの同点弾で息を吹き返す。

フェルトマンからの素晴らしいクロスをルターが完璧なヘディングで合わせてチェルシーから得点を奪った。

そして迎えた57分。

三笘が結果を出す。

素晴らしい胸トラップからのループシュートが決まり、これが決勝点となった。

日本代表における左WG争いも激化

このチェルシー戦の得点で今季6得点3アシストとした三笘だが、日本代表のポジション争いおいてはまだまだ安心できない。

スタッド・ランス所属の中村敬斗が存在感を高めているからだ。

明らかにドリブルのキレも鋭くなっており、今季8得点2アシストと数字の上でも三笘を上回っている。

もちろんリーグレベルに違いがあるため一概に数字での比較はできないが、プレーの質といった点でも大きな差がなくなってきているのは事実だろう。

日本代表は久保建英と堂安律、伊東純也の3人による右WG争いも非常に熾烈だが、左WGも同様にハイレベルなレギュラー争いとなっている。

WBシステムの導入により三笘と中村の共存も可能とはなるが、やはり北中米W杯までに圧倒的な実績を積み上げどのようなフォーメーション、どのような相手でもファーストチョイスとなれるようにしておきたいところだろう。

シーズン中盤以降調子を上げてきている三笘がこのまま活躍を続けていけるのか、そのプレーに注目だ。

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