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メガクラブ移籍実現なるか、三笘薫にとって重要な怪我明けのリスタート、バルサらも注視
三笘薫(写真:REX/アフロ)
かねてから噂に挙がっているバルセロナからの関心は、本物の様だ。
スペイン紙『Sport』は、バルセロナが夏の移籍市場で左WGの獲得を目指しており、三笘薫がそのターゲットとなっていると報じた。
今季序盤は鮮烈なドリブルシュートを決めるなど存在感を示した三笘だが、それ以降は不調や怪我などによって評価が下降気味であることから、メガクラブへの移籍は本格的な復帰となる2月10日のトッテナム戦以降の活躍がカギとなる。
失意のアジアカップからブライトンへ
三笘薫にとってのアジアカップは、他の日本代表選手と同じように非常に悔しい大会となった。
いや、チームに100%貢献できなかったという意味では、他の選手よりもその悔しさは大きいかもしれない。
しかし、当然ながら時を戻すことはできず、三笘はブライトンの一員として戦うことしかできない。
三笘に今できることは、日本代表の活動を一旦忘れ、プレミアリーグとELに集中することだ。
足首の状態はこの1ヶ月間で確実に上向いているはずだ。
さらに、シーズン前半の連戦による疲労の蓄積も抜けているため、今後のプレーにはかなり期待ができる。
まずは2月10日に行われる24節のトッテナム戦でインパクトある活躍が期待される。
トッテナムにもアジアカップで実力を十分に発揮できなかったソン・フンミンがおり、鬱憤を晴らそうとしているはずだ。
ブライトンにとってはアウェー戦であり、5位の強豪クラブとの対戦となるため難しい試合になることは間違いないが、三笘の復帰だけでなくアンス・ファティもすでに復帰を果たしていることからも、チャンスはあると考えられる。
残りのシーズンで活躍すればメガクラブへの移籍の可能性が高まる
すでにプレミアリーグで大きなインパクトを残している三笘には、いくつかのメガクラブが興味を示している。
マンチェスターの2クラブ(シティ・ユナイテッド)、アーセナル、バルセロナ、そしてパリ・サンジェルマンなど、世界的なクラブがリストアップしている。
しかし、今季の残り期間で活躍できないようだと、正式なオファーに発展する可能性も低くなる。
そういった意味では、ここからの活躍次第で三笘の未来が大きく変わるといえるだろう。
果たして三笘はメガクラブへの移籍を勝ち取ることができるのか、今後のプレーに注目だ。
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