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カイセドの移籍騒動の結末次第で変わる三笘薫のパフォーマンス、強いブライトンは継続か、終了か
写真:三苫薫(提供:REX/アフロ)
プレミアリーグのブライトンに所属するモイセス・カイセドの移籍騒動が大きな話題となっている。
モイセドは、現在リーグで6位に付けている好調ブライトンの中盤の要であるため、もしも移籍が実現してしまえば三笘薫の今後のパフォーマンスにも影響が出てしまうだろう。
冬の移籍マーケットが閉まるまで残りわずかとなっているが、結末に注目が集まっている。
移籍願望をSNSで公言したカイセドは28日の練習に参加せず
エクアドル史上最高のMFとも称される21歳のカイセドは、今季ブライトンでハイパフォーマンスを披露し続けている。
中盤で激しいプレスができ、90分間走り続けられるスタミナもある。
そして何よりドリブルやパス、トラップといった基本技術が極めて高いため、まさに現代サッカーにおけるパーフェクトなボランチの選手であると言えるだろう。
そんなカイセドは、「エクアドルサッカー史上最も有名な選手になること」を目標としている。
すなわち、それはブライトンよりも格上のクラブからオファーがあれば移籍を前向きに考えるということだ。
実際に現在オファーが届いているアーセナルへの移籍を本人も望んでいるのだ。
27日には、自身の公式SNSで「ブライトン史上最高金額の移籍金を残せることを誇りに思っている。(中略)理解してくれることを願っている」と公言してしまった。
この発言により、謹慎処分を受けたのではないかと噂されている。
実際に28日に行われた練習にカイセドは参加しなかった。
カイセドが移籍となればクラブの戦力ダウンだけでなく、三笘の攻撃チャンスも減少する
カイセドの移籍騒動は、確実に三笘薫に悪影響を及ぼす。
29日に行われるFAカップ4回戦のリヴァプール戦でも、カイセドは欠場の可能性が高く、三笘の攻撃回数が減少するはずだ。
もしも移籍が実現した場合、ブライトンは中盤の要を失うことになり、来季のEL(ヨーロッパリーグ)出場権獲得も難しくなるだろう。
今季何度も中盤からボールを供給してくれたカイセドがいなくなれば、三笘の今後のパフォーマンスにも確実に影響が出る。
冬の移籍市場閉幕まで残り数日。
移籍騒動の結末に注目が集まる。
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