WGとして驚異の得点率、ブライトン三笘がエヴァ―トン戦でプレミア2試合連続弾
写真:三苫薫(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
日本代表MF三笘薫の快進撃が止まらない。
1月3日に行われたプレミアリーグ第19節で、三笘薫がエヴァ―トンからゴールを奪い、4-1の勝利に貢献した。
前節のアーセナル戦に続く2試合連続ゴールと快進撃を見せている。
今季まだ3得点も驚くべきは脅威の得点率
三笘薫は、エヴァ―トン戦のゴールで今季の得点数を「3」に伸ばした。
第19節終了時点(試合数自体は中止担った試合などもあったため17試合)で3得点であるため、一見するとそこまで特筆すべき数字ではないように思える。
しかし、三笘がブライトンでスタメンを勝ち取ったのは第14節のチェルシー戦からであり、それまではベンチスタートで後半に10分~15分程度出場する程度であった。
出場時間で言えば、三笘はプレミアリーグで568分出場している。
このプレー時間で3得点ということは、約2試合に1得点ペースということになる。(189分に1得点ペース)
ストライカーであっても2試合に1得点ペースであれば十分に結果を残していると言える。
しかし、三笘はWGのプレイヤーであり、このポジションの選手で2試合に1得点ペースの記録を残せる選手は少ない。
ちなみに、アジア最高の選手であるソン・フンミンは1215分で3得点、(405分に1得点ペース)
モハメド・サラーは1509分で7得点(215分に1得点ペース)
ブカヨ・サカは1449分で6得点(241分に1得点ペース)
ラッシュフォードは1351分で7得点(193分に1得点ペース)
さすがにリーグを代表するスコアラーのハーランドやハリー・ケインの得点率には遠く及ばないが、プレミアリーグを代表するようなアタッカーたちと遜色ない(というよりもそれ以上の)活躍を見せていると言えるのだ。
今季どこまで得点やアシストを積み重ねられるか
三笘薫の武器は、前述した得点力もさることながら、「アシスト力」も同様だ。
これまで何度も左サイドをドリブルで切り裂き、中央へパスを送りアシストを決めている。
来季三笘がブライトンに残留するのか、それともビッグクラブに移籍するのかは現時点ではわからないが、得点数とアシスト数を10以上に乗せること(もしくは得点数とアシスト数の合計が20以上)を実現させることができれば、おのずとビッグクラブからオファーが届くはずだ。
アーセナル戦、エヴァ―トン戦の連続ゴールで、確実に三笘の存在はプレミアでも「要注意選手」として認知されたことだろう。
マークが厳しくなる今後の試合でも活躍し続けられるのか、注目しよう。
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