• HOME
  • 記事
  • サッカー
  • 三苫がアーセナルからビューティフルゴール、久保は復帰で躍動、W杯日本代表の熾烈なスタメンは争いは激化へ
三笘薫,サッカー

三苫がアーセナルからビューティフルゴール、久保は復帰で躍動、W杯日本代表の熾烈なスタメンは争いは激化へ

写真:三苫薫(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
やはり「結果しか出さない男」は違う。

11月9日、カラバオカプ3回戦「アーセナル対ブライトン」の一戦が行われ、3-1でブライトンが勝利した。

日本代表DF冨安健洋が怪我のため不出場だったため日本人対決はならなかったが、日本代表MF三苫薫が逆転弾を叩き込み、勝利に貢献した。

また、日本代表MF久保建英も肩の脱臼から復帰し、何度もチャンスを作るなどチームの勝利に貢献した。

カタールW杯日本代表の左サイドのレギュラー争いは熾烈を極めることになりそうだ。

2試合連続ゴールで一気に日本代表でもスタメン候補へ

「三苫は日本代表で一番実力があるが後半途中から」

そんな認識を日本のサッカーファンはもちろん、森保監督さえも思っていたかもしれない。

それほど、疲れの見える後半の時間帯にフレッシュな状態で投入される三苫は、強烈なインパクトを残せるということだ。

6月6日に行われたブラジルとの親善試合ではブラジル代表DFミリトンに止められたが、三苫の実力はこの数ヶ月で更に上がっているため、世界的なDFであっても現在の三苫を止めるのは難しいはずだ。

直近の数試合で完全にブライトンのレギュラークラスとなった三苫は、ゴールという結果でその実力をプレミア中に知らしめている。

個の力でこれほど世界と渡り合える選手は日本にはいないため、「日本代表でスタメン出場させるべき」という声が大きくなっているのだ。

久保も確かな成長を見せており、スタメンに値する

「三苫がスタメンになれないのでは?」と感じている人たちの頭の中には、「久保がスタメンだから」という考えがあるはずだ。

9月下旬に行われた欧州遠征におけるアメリカ戦では、鎌田や前田、伊東と前線から激しいプレスを行い、完璧な試合運びの要因となっていた。

レアル・ソシエダに完全移籍を果たした今季は、特にプレスの質も量も上がり、実際にそれが結果に繋がっている。

元々の技術はワールドクラスだっただけに、世界的な選手にまた一歩近づいていると言っても過言ではないだろう。

ラ・リーガの強豪であるレアル・ソシエダでスタメン出場を続けている現状を見れば、それは明らかだ。

森保監督は、三苫と久保を共存させる手も頭の中にあるはずだが、右の伊東とトップ下の鎌田がハマっているだけに、やはりどちらかをベンチに置くしか選択肢はないのかもしれない。

はたしてドイツ戦にスタメンとしてピッチに立つのは三苫か、久保か。

森保監督の決断に注目だ。

関連記事