いよいよエルサルバドル戦!日本代表の両WG三笘薫と久保建英が機能するであろう理由
写真:三笘薫(提供:なかしまだいすけ/アフロ)
6月15日、豊田スタジアムで国際親善試合「日本代表対エルサルバドル」の一戦が行われる。
怪我で離脱している冨安健洋は不在だが、ほぼベストメンバーで臨むこの試合で最も注目されるのは、やはり三笘薫と久保建英だろう。
日本が誇るスターは両WGでスタメン出場が濃厚だ。
左WG三笘、右WG久保が機能するであろう理由
今日行われる国際親善試合では、格下のエルサルバドル相手ということもあり、攻撃的な布陣で臨むことが予想されている。
アンカーに守田英正を配置し、インサイドハーフに旗手怜央と堂安律が並び、左WGに三笘薫、右WGに久保建英を配置。
CFは上田綺世が務める可能性が高い。
エルサルバドルは、アウェーで格上との試合となるだけに引いて守る戦術で挑むはずだが、日本代表は特に苦戦することもなく圧勝する予感が漂う。
いくつかその理由を挙げてみよう。
①単純に三笘と久保のWGとしての能力が高い
まずは三笘と久保の個人の能力だ。
プレミアリーグでセンセーショナルな活躍をした三笘と、もはやラ・リーガのトッププレイヤーに上り詰めた久保。
欧州の一流DFたちが手を焼くレベルにいる2人は、多少厳しいマークがついたところで簡単に剥がしチャンスを作り続けるはずだ。
②三笘は自身の特徴をよく知る旗手と森下、上田が近いポジションにいる
三笘は自身のプレーを活かすために周囲に要求するタイプの選手だが、この試合は三笘を良く知る選手が近くに配置される可能性が高い。
SBの森下は、ユニバーシアードで共闘したこともあり、三笘の特徴を完全に理解している。
インサイドハーフの旗手とCFの上田も、大学時代やオリンピック代表としても三笘と共闘しているため、スムーズな連携が可能だ。(旗手はフロンターレでも共に試合に出場している)
③久保と抜群のコンビネーションで崩せる堂安がインサイドハーフを務める
左が三笘のやりやすいメンバーならば、右の久保もコンビネーションで崩せる布陣だと言えるだろう。
それはインサイドハーフに堂安が配置されているからに他ならない。
アンダー世代やオリンピック代表などでも相性の良さは立証済みだ。
ある程度三笘にスペースを与えるようにフォローする左サイドに比べ、右サイドの堂安は久保に近づき細かいパスワークで崩すような形となるだろう。
世界レベルのWGとなった三笘と久保がスタメン出場するであろうエルサルバドル戦は、要チェックだ。
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