【海外サッカー】日本代表の左サイドピンチ!三苫23日まで公式戦なし!南野はモナコで不調
三苫薫(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
日本代表FW三苫薫に大きな試練が訪れた。
三苫が所属するブライトンは、鉄道ストライキの影響によりブライトン対クリスタルパレスの「M23ダービー」の延期を発表した。
9日にはエリザベス女王の崩御を受けプレミアリーグ第7節全試合の延期も決定したため、三苫は国際Aマッチデーの23日に行われる日本対アメリカの一戦まで公式戦なしとなった。
試合勘の問題が急浮上!
このイレギュラーな2試合の延期で最も影響を受ける選手の1人が三苫薫だ。
プレミアリーグではベルギー代表FWトロサールの牙城を崩せず、ベンチ暮らしが続いている。
ほぼすべての試合で途中出場しているものの、リーグ戦ではその多くが10分程度で、最大でもフラム戦の27分となっている。
リーグ杯2回戦のローヴァーズ戦では先発出場し後半22分までプレーしたが、ここまで公式戦の合計プレー時間は120分ほどしかないのだ。
この状況で10日のボーンマス戦、17日のクリスタルパレス戦が中止となると、いよいよ三苫の試合勘不足がプレーに影響を及ぼしてしまう可能性が高い。
(Photo by Steevy84)
ブライトンは監督の引き抜き問題にも直面
シーズンが開幕し4勝1分け1敗の4位と好調な滑り出しを見せたブライトンだが、ここにきて他にも問題が発生している。
2019年からブライトンを指揮し、チームを短期間で強豪チームへと変えたグラハム・ポッター監督が、突如シーズン途中のこのタイミングでチェルシーの監督として引き抜かれたのだ。
ブライトンは現在U-21の監督のアンドリュー・クロフツ氏をトップチームの暫定監督とすることで対応している。
その他のコーチ陣もポッター氏と共にチェルシーへと移るため、現在ふくらはぎの怪我でリハビリ中のアダム・ララーナ(34)が選手兼コーチとして対応することとなった。
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