【海外サッカー】三苫出番なし、ライバル大活躍のブライトンは大勝でレギュラーへの道はさらに厳しく!
写真:三苫薫(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
9月4日、プレミアリーグ第6節が行われ、日本代表MF三苫薫が所属するブライトンがレスターに5-2で勝利した。
三苫はベンチ入りするも出番なしに終わった。
ライバルのトロサールが大活躍
(Photo by filipfoto)
この試合の主役の1人となったのは、三苫とポジションを争うベルギー代表FWのトロサール(27)だ。
先制点を奪われた後の前半10分には、絶妙なセンタリングでマーチのヘディングシュートをアシスト。(結果的にヘディングシュートはDFに当たりオウンゴール)
後半19分には絶妙なポジショニングから左足でゴールを奪う。
極めつきは後半24分のプレーだ。
左サイドの深い位置でナイジェリア代表MFヌディディ(25)と1対1になると、見事なドリブルでゴールライン際をついてエリア内に侵入。
このドリブルがヌディディのファウルを誘いPKを獲得した。
アフリカ系の身体能力の高い選手を相手に体の強さでも負けておらず、押されながらも前に推進していくプレーは、まさに圧巻だ。
このPKをマクアリスター(23)が沈め勝負あり。
注目されていた三苫は、結局試合終了の笛が鳴るまで出番が訪れなかった。
トロサールの大活躍によってブライトンは大勝し、シーズン序盤ながらチャンピオンズリーグ出場権内の4位に浮上した。
三苫にとってはレギュラーが遠ざかる状況に
三苫薫(Photo by Pablo Morano/MB Media/Getty Images)
ポジションを争うトロサールが大活躍し、10番を背負うマクアリスターも絶好調。
ポッター監督はこの布陣を中心に今後も戦っていくことを選択するのは明らかゆえに、三苫にとっては苦しい状況だと言えるだろう。
だたし、今節は出番がなかったが、三苫の評価は悪くないゆえに毎試合10分程度の出場時間は与えられるはずだ。
当面は、限られた出場時間でどれだけ目に見える結果を出していくのかが重要となる。
プレー時間が少なければ試合勘にも悪影響が及ぶ可能性もあるだけに、三苫にとっては試練の9月となりそうだ。
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