
ついにメッシ率いる36戦無敗のアルゼンチンがW杯に登場、その卓越したスキルを堪能せよ
写真:メッシ(Jean Catuffe/Getty Images)
11月22日(日本時間19時)、カタールW杯C組の「アルゼンチン対サウジアラビア」の一戦が行われる。
ついに優勝候補の一角であるアルゼンチン代表が登場することとなる。
注目は何と言っても、世界最高の選手の1人である「リオネル・メッシ」だ。
今季絶好調のメッシの卓越したスキルに要注目
メッシといえば、2000年代中頃からサッカー界の顔として活躍し続けてきたレジェンド中のレジェンドだ。
しかし、そんなメッシも35歳となり、選手として衰えが指摘されるようにもなってきていた。
昨季加入したパリ・サンジェルマンでは、33試合で11得点しか取れなかった。
それまで1試合1得点に近いペースで得点を量産していたメッシからすると、まさに大失速とも言えるシーズンとなった。
一般的なスターであればそのまま次第に数字が下降線をたどり、引退となるものだが、やはりメッシは違った。
2シーズン目となった今季は、トップ下として大活躍。
リーグ・アンとCL(チャンピオンズリーグ)で18試合に出場すると、11得点14アシストを記録しているのだ。
得点関与率は驚きの「1.39」
1試合に1得点以上は得点に関与していることになる。
メッシのプレーの最大の特徴は、細かいタッチで相手の重心の逆を突くドリブルと高いシュート精度、そして得点をアシストできるパスセンスだ。
その圧倒的な攻撃力ゆえに、ディフェンスはある程度免除されている。
「歩いている時間が長い」と指摘されることもあるが、守備に力を使うよりもメッシを攻撃に専念させることの方がチーム力は格段に上がるのだ。
メッシがボールを持ってからゴールが生まれるまで、それほど時間は掛からない。
それゆえに、アルゼンチンの試合を観るのであれば、画面から目を離すのは厳禁だ。
メッシは常に首を振りながら、フリーでボールを貰えるチャンスを狙っている。
メッシにとって最後のW杯初戦は大爆発の予感
アルゼンチン代表は現在36戦無敗と圧倒的な強さを誇る。
それに加え、サウジアラビアはFIFAランキング51位と完全なる「格下」だ。
それゆえに今夜のサウジアラビア戦は、もしかしたら「メッシのハットトリック」が見られるかもしれない。
メッシはすでにこのW杯を「最後のW杯」と公言している。
それゆえに、非常に強い気持ちで初戦から全力を出すはずだ。
日本時間19時キックオフであるため、多くの人がメッシの華麗なプレーに酔いしれることになるだろう。
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