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W杯優勝と得点王の両獲りで「伝説へ」リオネル・メッシのラストチャレンジの結末は

写真:メッシ(Jean Catuffe/Getty Images)
リオネル・メッシ。

サッカー人生で1回でも受賞できれば、「レジェンド」としてその後の人生も称えられるバロンドールを7回も受賞している選手だ。

そんなアルゼンチンの英雄は、その長いサッカー人生の中で「W杯」のタイトルだけ手にしていない。

そして「W杯得点王」の個人タイトルもまた、手にしていないのだ。

35歳という年齢を踏まえれば、ラストチャンスとなる可能性が極めて高い。

はたしてメッシは悲願のW杯優勝&得点王を獲得し、「伝説」となることができるのだろうか。

W杯直前のUAE戦に5-0で勝利し36戦無敗のアルゼンチン

アルゼンチン代表は、過去に2度W杯で優勝している強豪国だが、1986年以降35年以上も優勝から遠ざかっている。

2014年のブラジルW杯では決勝まで勝ち進んだものの、ドイツ代表に0-1で敗れ準優勝となっている。

しかし、今回のカタールW杯におけるアルゼンチン代表は、当時のチームよりも強いと言われている。

その証拠に、現在「36試合連続無敗中」なのだ。

この36試合は、コパ・アメリカやW杯南米予選など強豪国との試合も多く含まれているだけに、その強さを示す数字であると言える。

攻撃陣はメッシを中心に、アンヘル・ディマリアやラウタロ・マルティネス、フリアン・アルバレスなどワールドクラスの選手が揃っている。

ホアキン・コレアとニコラス・ゴンザレスが怪我により離脱したが、それでも世界トップクラスの破壊力を維持できるはずだ。

DFラインもリサンドロ・マルティネスやクリスティアン・ロメロ、ニコラス・オタメンディなど強固な守備を構築している。

メッシはW杯優勝と得点王、そして43試合無敗記録更新を狙う

アルゼンチン代表は、W杯の決勝までの7試合を無敗で優勝することができれば、43試合無敗となる。

そして、W杯に優勝しメッシが得点王を獲得するようなことがあれば、サッカー界で後世まで語り継がれるような大会となるはずだ。

過去15大会で7得点以上した選手は2002年日韓W杯で得点王に輝いたブラジルのロナウドのみ(8得点)となっている。

グループステージはサウジアラビアとポーランド、メキシコと格下との試合が続き、1位通過すれば決勝トーナメント1回戦はデンマークやオーストラリア、チュニジアのいずれかと対戦する可能性が高い。(フランスの1位通過は固い)

アルゼンチンとメッシが勢いに乗ることができれば、7得点以上を取り得点王を獲る可能性も十分にあり得るだろう。

今大会では、アディダスの黄金のスパイク(エックス スピードポータル レジェンダ.1 FG)を着用する予定のメッシ。

そのスパイクの色に相応しい結果を残すことができか注目だ。

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