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タイムリミットは残りわずか!エムバペ残留かレアルへの移籍か決断の時は迫る

写真:エムバペ(AP/アフロ)
タイムリミットは「トレーニング再開まで」となりそうだ。

6月22日、パリ・サンジェルマンのケライフィ会長がエムバペに対してトレーニング再開までに契約延長か退団かを決断するよう伝えたと『PSG COMMUNITY』が報じた。

パリ・サンジェルマンは7月4日からトレーニングがスタートする予定であるため、タイムリミットは残りわずかとなっている。

欧州サッカーに大きな影響を及ぼすエムバペの去就

W杯を制したメッシと同様に今回のバロンドール有力候補の1人となっているエムバペは、実力だけで言えば世界ナンバーワンと言っても過言ではないだろう。

リーグ・アンで5回目となる得点王獲得、4回目となる最優秀選手賞受賞、カタールW杯得点王獲得、CL得点ランキング3位と、バロンドールに値する活躍を1年間見せてきた。

もしもパリ・サンジェルマンに残留したならば、来季もCL優勝を狙える戦力を維持できるだろう。

しかし、もしも噂されるレアル・マドリードへ移籍したならば、レアルに黄金期が訪れ、間違いなく欧州ナンバーワンクラブとなるはずだ。(次世代を担う逸材であるベリンガムもレアルへの加入が決定している)

同じく噂されているマンチェスター・ユナイテッドに移籍したならば、一気にマンチェスター・シティと同格の戦力となり、プレミアリーグが大いに盛り上がるはずだ。(ハーランド対エムバペという新世代を代表するFW同士の戦いが観れる)

たった1人のサッカー選手の移籍だが、その影響はとてつもなく大きいと言えるだろう。

すでにPSGとレアルの代表同士が交渉を始めているとも言われている

当初パリ・サンジェルマン側は残留させる可能性も示唆していたが、ここにきて態度を軟化させている。

1年後にフリートランスファーで出ていかれるよりも、今夏に莫大な移籍金を得た方が良いと判断した可能性もある。

パリ側は、2億5000万ユーロ(約350億円)+ボーナス5000万ユーロ(約70億円)を提示しているようだが、レアル側もこの金額を了承する可能性が高い。

マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプールなども争奪戦に参戦しそうだが、エムバペ本人はレアルへの移籍を願っていることからも、レアル優勢であると言えるだろう。

ベンゼマが退団したことにより、背番号9も空いている。

まだ残留の可能性もわずかながら残されているが、白い巨人の仲間入りを果たす可能性の方が圧倒的に高そうだ。

PSGの会長がエムバペに突き付けたタイムリミットまで残り10日あまり。

果たしてサッカー界に大きな影響を及ぼすエムバペがどのような決断を下すのか、今後の動向に注目しよう。

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