パリ五輪代表落選の松木玖生はオランダ移籍か、それともプレミアリーグ移籍か
松木玖生(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
パリオリンピックにおけるサッカー男子日本代表メンバーの発表で最も大きな驚きとして報道された「松木玖生の落選」だが、山本昌邦ナショナルチームダイレクターが「移籍の可能性がある」と発言したことで今夏の移籍が濃厚であることが分かった。
すでに水面下で交渉が進んでいることも考えられ、1~2週間以内に発表される可能性がある。
松木玖生の移籍先はオランダもしくはプレミアか
松木に関してはこれまでも欧州の多くのクラブから関心が持たれていた。
その中でも可能性が高いと考えられるのは、オランダのヘーレンフェーンとプレミアリーグのアストン・ビラだ。
ヘーレンフェーンは、オランダのメディア「トランスファーウォッチ」が松木に対して強い関心を寄せているという具体的に報道がされている。
過去に松木と似ているタイプ(左利きのボランチタイプ)の小林祐希が所属していたこともあり、日本人の左利きボランチに対する印象は非常に良いはずだ。
オランダリーグ中位のヘーレンフェーンであれば、欧州移籍のワンステップ目としては良い選択だといえるだろう。
もう1つの移籍先候補であるアストン・ヴィラは、ヴィッセル神戸と戦略的パートナーシップを締結させるなど日本への関心が高いクラブだ。
イギリスメディア「GIVEMESPORT」は日本人選手を獲得する可能性があると報じており、アストン・ヴィラの戦術にマッチしやすい松木に白羽の矢が立つかもしれない。
また、具体的な報道はされていないが、冨安健洋や遠藤航、鎌田大地といったA代表の主力たちが在籍しステップアップを果たしたように、ベルギーのシント=トロイデンへ移籍する可能性もあるだろう。
日本の企業が経営権を持っている関係で、常に多くの日本人選手が在籍している。
オリンピック世代の藤田譲瑠チマや山本理仁といった松木が良く知る選手も複数人在籍しているため、スムーズな欧州移籍が可能だ。
シント=トロイデンも欧州移籍のワンステップ目には最適だといえるだろう。
果たしてパリオリンピック落選となった松木はどのクラブに移籍することになるのか。
今後の動向に注目だ。
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