
3月1日開幕のU20アジアカップのキャプテンは松木玖生 若き至宝は日本をU20W杯に導けるのか
写真: 松木玖生(森田直樹/アフロスポーツ)
いよいよ若き日本代表選手たちの戦いが近づいてきた。
3月1日にウズベキスタンで開幕するU—20アジアカップに、U—20日本代表も参加する。
注目のキャプテンは、FC東京でスタメンとして活躍している松木玖生に決定した。
同世代では圧倒的な実績を持つ松木玖生が若き日本代表を牽引
実績、そしてメンタリティを踏まえれば、これほど適任はいないだろう。
今季はFC東京での背番号を7番に変更し、チームの主力としてプレーしている松木玖生がキャプテンに任命された。
副キャプテンは、横浜F・マリノスの山根陸と柏レイソルの田中隼人が務める。
冨樫監督もその実績とメンタリティを持つ松木に全幅の信頼を置いている。
1つ上の世代では、藤田譲瑠チマ、小久保玲央ブライアン、西尾隆矢、そしてレアル・ソシエダで活躍している久保建英などがいるが、このU—20代表では松木が頭1つ抜けた実績を持っている。
中井卓大や福田師王、福井太智といった19歳、18歳の同世代の有望株たちは、その才能は絶賛されているものの、実際にプロの世界で実績を出してはいない。
そういった意味では、松木が積極的にこのチームを牽引し、U-20W杯に導いていく必要があるだろう。
大会での活躍次第では、3月下旬に行われるA代表への選出もあり得る
U-20日本代表は、3月3日に中国戦、6日にキルギス戦、9日にサウジアラビア戦を控える。
準々決勝に勝ち進めば、3月11日or12日となり、準決勝が3月15日、決勝が3月18日となる。
かなりのハードスケジュールとなるため、キャプテンの松木は全試合に出場するのは難しいが、戦力的に2戦目のキルギス戦を休ませる以外は、スタメンで出場する可能性は高いだろう。
この大会で活躍し、日本をU-20W杯に導くことができれば、3月下旬に行われるA代表のメンバーに選ばれる可能性もあるだろう。
昨季Jリーグで6位となったFC東京のレギュラーMFであれば、日本代表に選出されても何ら不思議ではない。
23歳以下の選手では、久保建英しかW杯のメンバーに選出されなかった。
そろそろ久保に続く逸材がA代表にも現れなければいけない時期であると言え、その筆頭が松木ということになる。
はたして松木はU—20アジアカップでインパクトある活躍ができるのか、注目しよう。
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