
レアルソシエダ国王杯2回戦を5-0で勝利、注目の久保建英はベンチ入りも出番なし、
写真:久保建英(Jose Breton/Pics Action/NurPhoto via Getty Images)
12月22日、レアル・ソシエダは国王杯2回戦でCDコリアと対戦し、5-0で勝利した。
W杯後初の試合となったコリア戦は、4部リーグのクラブ相手であったことから、ソシエダが一方的に支配する展開となり、危なげなく勝利し3回戦へと駒を進めた。
注目された久保は、ベンチ入りしたものの合流後間もないことを考慮され出場しなかった。
順調な仕上がりも怪我人が多いソシエダ
国王杯2回戦は、4部リーグのクラブ相手であるため、12月31日に行われるラ・リーガ第15節のオサスナ戦に向けた調整が可能な試合だった。
前半5分にロベルトナバーロ、17分にアリ・チョーがゴールし試合を優位に進める。
アディショナルタイムにはブライス・メンデスがPKを決め早々と勝利を決定付ける。
後半34分と39分に途中出場のカリカブルが2得点を奪い、レアル・ソシエダは5-0と大差で勝利した。
前半はダビド・シルバやセルロット、スビメンディなどの主力を出場させていたが、盤石な試合運びで点数を重ねたことで早々にベンチに下がる。
ムニョスやバレネチア、オヤルサバルが負傷からまだ復帰できていないが、比較的良い状態で12月31日のオサスナ戦に臨むことができるだろう。
多くの怪我人を出しながらもW杯中断前に3位まで順位を上げたレアル・ソシエダ。
オサスナ戦を勝利すれば、最高の形でシーズン後半戦をスタートでき、2012-2013シーズン以来となる4位以内フィニッシュ&来季のCL(チャンピオンズリーグ)出場も見えてくるはずだ。
出場機会のなかった久保はオサスナ戦で本格復帰
エースのオヤルサバルの復帰にあと少しの時間が必要であることを考えれば、オサスナ戦はこれまでと同様に久保がFWとして起用される可能性が高そうだ。
アリ・チョーが復帰したことによって、後半途中でシルバに代えてアリ・チョーを投入し、久保がトップ下にポジションを変えるといった変化も可能となった。
久保にとってカタールW杯は悔しい大会となったが、まだ21歳とサッカー人生はまだまだ続く。
W杯で言えば、最低でもあと2回は出場可能だろう。
そこで活躍し日本代表をベスト8以上に導くためにも、クラブで成長しながら最高のパフォーマンスを発揮し続ける必要がある。
顔つきも一層逞しくなった久保がどのような活躍を見せてくれるのか、注目しよう。
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