久保建英はアトレティコに移籍すべきか否か!ポイントはグリーズマンの去就とアルバレスとの相性
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
日本代表MF久保建英の周囲が騒がしくなってきている。
リバプールやチェルシー、トッテナムなどプレミアリーグの強豪クラブから強い関心を持たれているが、ここにきてラ・リーガの強豪アトレティコ・マドリードが獲得に向け動き出す可能性があるのだ。
サッカージャーナリストのエクレム・コヌール氏が自身のXでポストしており、近い将来ステップアップ移籍を果たすかもしれない。
グリーズマンの去就次第では久保の移籍が実現する可能性あり
欧州屈指のタレントであるグリーズマンは、アトレティコのエースではあるが、将来的にMLS(メジャーリーグサッカー)への移籍を希望している。
そのタイミングはおそらく来夏であると予想されている。
久保がアトレティコに移籍するならば、グリーズマンの移籍が確定的になったタイミングで決まるはずだ。
もしもグリーズマンの代わりに久保がアトレティコに加入するとなれば、どのようなポジションでプレーするだろうか。
アトレティコは「4-4-2」が基本フォーメーションで、「3-4-3」や「5-3-2」なども使用している。
2トップは、「グリーズマン-セルロート」「グリーズマン-アルバレス」といったコンビが多く、グリーズマンをトップ起用しない場合は「アルバレス-コレア」「アルバレス-セルロート」となる。
このパターンでは、グリーズマンは中盤のポジションでプレーしている。
ブラジル人FWのリノもリーグ戦で580分程度出場機会を得ているが、これまで無得点であることから、久保のライバルにはならないだろう。
直接的なライバルは、コレアか。
久保と同じくドリブルの上手い右WGで、2トップでも3トップでもプレイできる。
「アルバレス-セルロート」といったコンビも強力ゆえに、コレアとの競争に敗れれば、久保の出場機会は一気に激減するだろう。
アルバレス、セルロートとの相性はGOOD!
レアル・ソシエダで共闘経験のあるセルロートとは、相性抜群とまではいかないが、CFタイプのセルロートの回りを衛星のように動き回る久保は一定以上の相性の良さがある。
アルバレスとの相性はさらに良いものとなると予想できる。
久保と同様(もしくはそれ以上)の前線でのプレスができ、足元でもらう動きも裏に抜ける動きも質が高い。
身長が高くないため、久保との2トップは高さはなくなるが、それでも2人の前線のチェックと個での打開、久保からアルバレスへのスルーパスなど相性が良いはずだ。
果たして久保は今冬もしくは来夏にアトレティコへと移籍するのか、今後の動向に注目だ。
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