久保建英が古巣バルサ相手に存在感あるプレー!後半AT弾で敗戦のソシエダはCLに向けて精神面の切り替え必須!
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
11月4日、ラ・リーガ第12節「レアル・ソシエダ対バルセロナ」の一戦が行われ、0-1でバルセロナが勝利した。
日本代表MF久保建英はスタメンフル出場を果たしたが、得点やアシストなどの結果は残せなかった。
ソシエダにとってはバルサ相手に互角以上の戦いができていただけに、痛い敗戦となった。
素晴らしい内容ながらバルサに屈したレアル・ソシエダ
レアル・ソシエダはホームということもあり前半から積極的にハイプレスを敢行する。
15分には左サイドでチャンスを作り最後はバレネチェアのグラウンダーのクロスを右サイドから走り込んだ久保が右足でシュートを放ったが、これはバルサのGKテア・シュテーゲンが右足を伸ばし防いだ。
前半を終えてポゼッションも50対50のイーブンで、シュートチャンスの回数はソシエダが上回っていた。
後半もソシエダがバルサ相手に互角以上の戦いを展開する。
久保も随所に高いテクニックとセンス、献身的な守備など高いレベルのプレーを披露し続けたが、得点やアシストといた結果は残せなかった。
1つ1つのプレーに華があり、確実にこの試合の主役の1人であったといえるだろう。
結局試合は後半アディショナルタイムにギュンドアンのクロスからアラウホのヘディング弾が生まれ、バルセロナが劇的な勝利を飾った。
ソシエダは素晴らしい試合内容ながら最後の最後にバルセロナに屈してしまう形となった。
ソシエダの次戦は命運を分ける重要なベンフィカ戦
良い戦いをしたものの結果的に勝ち点を得られなかったバルサ戦はかなりショックを感じるものだったが、そのショックは決して次の試合に持ち越してはならない。
なぜならば、ソシエダの次戦はCL第4節のベンフィカ戦だからだ。
3節終了時点で2勝1分けの勝ち点7でグループDの首位に立っている。
今節でソシエダが勝利しもう一方の試合でインテルが勝利すれば、2試合を残してグループステージ突破が決まる。
その逆にもしもベンフィカに負けインテルもザルツブルクに負ければ、一気にこのグループは混戦模様となる。
中3日であるため体力面の回復も重要だが、メンタル面の切り替えはさらに重要となるだろう。
アシストは記録できているものの1ヶ月以上得点を取れていない久保はベンフィカ戦でCL初得点を記録することができるのか、注目だ。
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