シャビ監督がバルセロナ下部組織出身の久保建英を警戒!複数人マークを徹底指示か
写真:バルサのシャビ監督(なかしまだいすけ/アフロ)
11月4日、ラ・リーガ第12節「レアル・ソシエダ対バルセロナ」の一戦が行われる。
優勝争いに踏みとどまるためにも負けられないバルセロナと来季のCL出場権確保(4位以内)のためにも負けられないレアル・ソシエダゆえに、好ゲームが期待される。
バルサのシャビ監督が最も警戒するのは、日本代表MF久保建英だ。
シャビ監督はバルサのカンテラ出身の久保建英に最大限の警戒
この一戦の前日会見でシャビ監督は自クラブの下部組織出身者である久保建英を警戒した。
「久保はレアル・ソシエダで最も違いを生み出している選手の1人だ。彼を封じ込めなければならない。守備でサポートを欠かさずにね」
このコメントからも、久保を最大限警戒していることがわかる。
アトレティコ・マドリード戦ほどの徹底マークはないかもしれないが、それに近い守備網を張ってくることだろう。
アルグアシル監督はマークされていても久保をあえて左サイドに張り付かせ、チーム全体の攻撃に活かしているが、試合中に何度か中にポジションを変えていかなければ久保からチャンスは作れないかもしれない。
外に張り続けるか、それとも中にポジションチェンジを行うのかが1つの注目ポイントとなりそうだ。
1ヶ月以上無得点の久保はバルサ戦で久しぶりの得点を目指す
10月はインターナショナルマッチウィークもあったが、その活動を含め久保は1点も取れていない。
マジョルカ戦のアシストや日本代表のチュニジア戦のアシストなど、どちらかといえばフィニッシャーではなくチャンスメーカーとして活躍するようになってきている。
本来のプレースタイルを考えれば、得点数はそこまで多くない(シーズン10~12得点)タイプだが、今季はステップアップ移籍を果たす為にもインパクトのある「得点」という結果を出しておきたいところだ。
11試合を終えた時点で5得点を挙げており、これはシーズン16~17得点ペースとなる。
アシスト数は現在のプレーを続ければ自然と伸びていくはずゆえに、なんとしても得点数を伸ばしておきたい。
シーズンが終わった時、公式戦15得点10アシストラインの結果を出せたならば、レアル・マドリードかマンチェスター・シティから「レギュラー候補」として獲得打診が来るはずだ。
いや、もしかしたら早ければ今冬にでもオファーが来るかもしれない。
今日行われるバルサ戦でシャビ監督の警戒網に引っかかり無得点期間を継続させてしまうのか、それともバルサ戦でソシエダを勝利に導く得点を挙げ再び欧州に名を轟かせるか。
日本が誇る至宝のプレーに注目しよう。
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