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久保躍動!レアル・ソシエダが序盤戦の山場となる難敵ビジャレアル相手に1-0で勝利!

写真:久保建英(Jose Breton/Pics Action/NurPhoto via Getty Images)
10月9日、ラ・リーガ第8節「レアル・ソシエダ対ビジャレアル」の一戦が行われ、1—0でレアル・ソシエダが勝利した。

日本代表MF久保建英は、左FWで先発出場し後半42分までプレー。

随所に好プレーを見せ、古巣に成長した姿を見せつけた。

レアル・ソシエダは圧倒的なボール支配率でビジャレアルを圧倒

EL(ヨーロッパリーグ)の優勝とラ・リーガ4位以内という同じ目標を持つライバルに、レアル・ソシエダは圧倒的なボール支配率で勝利した。

ビジャレアルは引いてカウンターという戦い方を選択したが、前半の立ち上がりからレアル・ソシエダは前線から激しいプレスを行い、カウンターのチャンスすら与えない試合運びを見せる。

押し込むレアル・ソシエダは、前半33分にブライス・メンデスの今季5得点目で均衡を破る。

前半のレアル・ソシエダのボール試合率はなんと70%と圧倒的な数字となった。

久保もダビド・シルバからのパスをエリア内で受けてシュートを放ったり、GKへの惜しいチェイシングをしたりなど、随所にらしさを見せる。

後半は得点を奪いにビジャレアルが攻勢に出る時間帯もあったが、アリ・チョやカルロス・フェルナンデスといったフレッシュな選手を前線に送り込み、終盤の猛攻もしのぎ切り勝利をもぎ取った。

久保は何度かボールを奪われカウンターのチャンスを献上したが、全体的にはプレーの質も高く、観客から大きなねぎらいの拍手を受けながら後半42分に交代となった。

難敵を撃破しレアル・ソシエダはラ・リーガで6位に浮上!公式戦5連勝!

超過密日程となっている10月だが、レアル・ソシエダは今のところELとラ・リーガのどちらにおいても順調に勝ち点を伸ばしている。

ビジャレアル戦の勝利で公式戦5連勝となり、ELではグループEの単独首位、ラ・リーガでも6位に浮上した。(4位のアトレティコ・マドリード、5位のレアル・ベティスと勝ち点16で並んでいる)

そして、久保建英はダビド・シルバやブライス・メンデス、マルティン・スビメンディ、ミケル・メリーノらと同じように完全にチームの主力としての立ち位置を確立したと言えるだろう。

今のところチームは思い切ったローテーションを行っていないため、チームとしての勢いがどこまで続くのかが不安ではあるが、久保もエースのオヤルサバルが本格復帰するまでに得点やアシストをいくつか積み重ねることができるはずだ。

レアルソシエダの次戦は中3日の10月13日、EL第4節のシェリフ戦となる。

久保のEL初得点に期待しよう。

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