
久保建英(写真:Ricardo Larreina/アフロ)
8月17日、ラ・リーガ開幕節「バレンシア対レアル・ソシエダ」の一戦が行われ、1-1の引き分けに終わった。
この試合では移籍市場閉幕までに移籍の可能性がある日本代表MF久保建英がキャリア3回目となる開幕節の得点を挙げた。
久保はキャリア3度目となる開幕戦ゴール!移籍に向けアピールに成功
先制点はバレンシア。
57分にバレンシアのディエゴ・ロペスに得点を奪われ追う展開となったソシエダ。
しかし、この男がワンプレーで一気に流れを変える。
61分、エリア外中央でボールを受けた久保建英が左足を一閃。
強烈なシュートがゴール右に突き刺さり、ソシエダのシーズン最初の得点者となった。
開幕戦の得点はこれで3度目。
久保は気持ちの入ったプレーで圧倒的な存在感を放った。
試合終盤の80分にベンチに下がった久保。
ソシエダにとって最も得点の期待ができる久保をベンチに下げる判断は昨季に続き不可解ではあるが、この開幕節の得点により久保の移籍の可能性が高まったのは事実だろう。
スペイン紙『マルカ』を筆頭に、様々なメディアがアトレティコの右WG獲得候補に久保の名前を挙げている。
最有力候補はユベントスのニコ・ゴンザレスだが、アトレティコのヒル・マリンCEOがアジア開拓も視野に入れ久保獲得を選択肢に入れていると『ムンド・デポルティボ』が報じており、シメオネ監督もクボのプレーを評価していることから移籍の実現も現実的な選択肢となるだろう。
EU圏外選手のDFナウエル・モリーナを売却する可能性が高いため、移籍が決定すれば日本人の久保も加入できる。
久保は開幕節の得点によってアピールに成功したといえる。
アトレティコを筆頭に、エバートンやトッテナムといったプレミア勢、ACミラン、バイエルンといったビッグクラブが移籍市場閉幕直前で久保獲得に動く可能性もある。
試合内容を見る限り、今季のソシエダも欧州コンペティションを掴むチーム力はないと判断できる。
キャリアのピークに達しつつある久保のプレーをCLの舞台で観たいものだ。
果たして久保はソシエダに残留することになるのか。
それとも移籍市場閉幕間際でビッグクラブへの移籍が実現するのか。
今後の動向に注目だ。
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