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久保建英,サッカー

欧州各国リーグの得点ランキングと総得点から見る「1点の難しさ」、久保建英の9得点が際立つ

写真:久保建英(提供:ムツ・カワモリ/アフロ)
2022-2023シーズンも残りわずかとなったが、欧州各国の得点王争いも佳境を迎えている。

世界最高と称されるプレミアリーグでは、ハーランドが36得点を奪いトップを独走しており、ラ・リーガでもレヴァンドフスキ―が23得点で得点王がほぼ確実となっている。

欧州各国の得点ランキングを見ると、そのリーグで得点を取ることがいかに大変なのかを読み解くことができる。

得点を取りやすいリーグはどこなのか?

また、その逆に得点を取りにくいリーグはどこなのか?

読み解いてみよう。

欧州主要リーグのトップ10の得点数

「プレミアリーグ」

1位ハーランド36点
2位ケイン28点
3位イバン・トニー20点
4位サラー19点
5位カルム・ウィルソン18点
6位ラッシュフォード17点
7位ウーデゴール15点
7位マルティネッリ15点
9位ワトキンス14点
9位ミトロヴィッチ14点

リーグ総得点1051点(1クラブ平均約52ゴール)

「セリエA」

1位オシムヘン23点
2位ラウタロ20点
3位ブライエ・ディア16点
4位レオン13点
4位エンゾラ13点
4位ルックマン13点
7位サナブリア12点
7位インモービレ12点
7位クワラツヘリア12点
10位オルソリーニ11点
10位ディバラ11点
10位ベラルディ11点
10位ジルー11点

リーグ総得点913点(1クラブ平均約45.5ゴール)

「ラ・リーガ」

1位レヴァンドフスキ23点
2位ベンゼマ18点
3位ホセル16点
4位ムリキ14点
4位グリーズマン14点
4位ウナル14点
7位モラタ13点
7位イグレシアス13点
7位カステジャーノス13点
10位アスパス12点

リーグ総得点903点(1クラブ平均約45ゴール)

「ブンデスリーガ」

1位フュルクルク16点
2位コロ・ムアニ14点
2位グリフォ14点
2位ニャブリ14点
2位ヌクンク14点
6位テュラム13点
7位クラマリッチ12点
7位ドュクシュ12点
9位ギラシ11点
9位ホフマン11点
9位リュケバキオ11点
9位ベッカー11点
9位ビュルター11点
9位ムシアラ11点

リーグ総得点944点(1クラブ平均約52ゴール)

守備の国イタリアよりも1点を取るのが難しいラ・リーガ

主要4か国のみのデータだが、やはりプレミアリーグは攻撃的なサッカーをしているクラブが多いため、得点ランキング上位も多く得点を挙げていることがわかる。

また、総得点や1クラブあたりの平均ゴール数もプレミアリーグは最多となっている。

ブンデスリーガにおいては、得点ランキングの上位はそれほど多くの得点を取っていないが、総得点はクラブ数が18チームであるにもかかわらず944点とラ・リーガやセリエAよりも多い。

これらのデータを踏まえると、やはりセリエAとラ・リーガは点を取りにくいリーグであると判断できる。

すなわち、日本代表MF久保建英のシーズン9得点は、非常に価値の高い得点数であるわけだ。

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