久保建英がアシスト&MOMも10人のソシエダはセルタにアディショナルタイムで追いつかれ痛恨のドロー
写真:久保建英(提供:ムツ・カワモリ/アフロ)
2月18日、ラ・リーガ第22節「レアル・ソシエダ対セルタ」の一戦が行われ、1対1の引き分けに終わった。
この試合もスタメン出場の日本代表MF久保建英は、絶妙なスルーパスでオヤルサバルのゴールをアシスト。
3試合連続となるMOMを獲得するなど活躍をしたが、ソシエダは10人相手のセルタに追いつかれ痛恨のドローとなった。
久保はアシスト&超絶アシスト未遂もあったが決定機で決めきれず課題が残った
2試合連続MOMと絶好調の久保は、このセルタ戦でも前半立ち上がりにさっそく魅せる。
前半4分、中盤でボールを奪ったソシエダは、そのままカウンターを発動させる。
ボールを持った久保は、ベルトランを巧みなステップでかわしスルーパスを出す。
このスルーパスを受けたオヤルサバルがニアサイドに強烈なシュートを放ち、GKの手をはじきゴールに突き刺さった。
アシストを記録した久保は、前半終了間際にも左サイドでボールを奪取しチャンスを作るなど躍動。
先制点後はセルタに押し込まれる時間が続いたが、後半はソシエダも数多くのチャンスを作る。
64分には久保が絶妙なスルーパスをオヤルサバルに通したが、オヤルサバルはこれを決めきることができなかった。
75分にレナト・タピアが2枚目のイエローでレッドカードを提示され退場すると、ソシエダは何度も決定機を作った。
久保もエリア内右サイドでフリーでボールを受けシュートを放つが、枠に飛ばすことは出来なかった。
このまま試合終了かと思われたアディショナルタイム。
ソシエダのル・ノルマンがオウンゴールをしてしまい同点に追いつかれてしまう。
結局10人のセルタ相手に1-1の引き分けとなったソシエダは、大きな勝ち点2を失った形となった。
ソシエダはバレンシア、カディスと落とせない下位チームとの試合が続く
シーズンも後半に突入しているが、ソシエダは今日の試合前の段階で勝ち点42で3位とかなり好位置に付けている。
リーグ戦で4位以内でシーズンをフィニッシュできれば、来季のCL(チャンピオンズリーグ)の出場権を得られる。
現状は4位のアトレティコ・マドリードに4ポイント差、5位レアル・ベティスに8ポイント差、6位ラージョ・バリェカノとは9ポイント差となっている。
しっかりと差をつけてはいるものの、まだまだシーズンは半分を過ぎたばかりなため、安心はできない。
シーズン終盤には、レアル・マドリードやバルセロナ、アトレティコ・マドリードといった強豪クラブとの試合が組まれているため、なんとしても今のうちに勝ち点を積み上げておきたいだろう。
ソシエダは2月25日に18位のバレンシア戦、3月3日に16位カディス戦を控えている。
下位との連戦となるため、ソシエダの実力ならば勝ち点6を積み上げたいところだ。
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