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ソシエダ、バリャドリードに敗戦も久保建英はMOMに選出、ワンランク上の選手へと成長し指揮官からの信頼もUP

写真:久保建英(Jose Breton/Pics Action/NurPhoto via Getty Images)
2月5日、ラ・リーガ第20節「レアル・ソシエダ対バリャドリード」の一戦が行われ、1対0でバリャドリードが勝利した。

日本代表MF久保建英はスタメンフル出場し、随所に素晴らしいプレーを披露するもゴールは奪えず。

「結果」は出せなかったが、選手としては確実にワンランク上のレベルに成長していると言えるだろう。

チームは敗戦も久保はMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出された。

ソシエダは14本のシュートを放つもゴールは奪えず、シュート3本のバリャドリードに敗戦

レアルソシエダは、ブライス・メンデスやオヤルサバルをベンチスタートさせ、パブロ・マリンやロベルト・ナバーロといった若い選手をスタメンで起用。

テクニックと機動力に優れた選手を揃えたが、結果にはつながらなかった。

レアル・ソシエダはセルロート、久保を中心に14本のシュートを放つも得点を奪えず。

逆に73分、バリャドリードにゴールが生まれる。

右サイドからのクロスにサイル・ラリンが合わせて貴重な先制点を奪う。

久保建英は、11分にエリア内でボレーシュートを放つもゴール右にわずかに逸れる。

63分にもブライス・メンデスからの横パスから巧みに前を向きシュートに持ち込むも、これはGKがファインセーブ。

続く65分にもバイタルエリア中央でパスを受けると巧みなステップでフリーとなりシュート。

しかし、これもGKが冷静にキャッチ。

後半アディショナルタイムにもエリア内に走り込んだ久保が右足でシュートを放つも枠を捉えることは出来ず。

非常にキレのあるプレーを見せるも、「決定力」といった部分では物足りない試合となった。

結局得点は奪えず痛い一敗を喫したレアル・ソシエダ。

来季のCL(チャンピオンズリーグ)出場圏内である4位以内を確保するためにも、次節はなんとしてでも勝利したいところだ。

久保建英に必要なのは「シュート精度」のみ

現在の久保は、昨シーズンまでの「上手いけど怖くない選手」から「危険な選手」へと変貌を遂げている。

シーズン序盤と比べてみても、ワンランク上の選手へと成長していることが見て取れる。

これは、自身に合っているチームで半年間主力としてプレーできていることが大きな要因だと言えるだろう。

指揮官であるアルグアシル監督からの信頼も厚くなり、バリャドリード戦も交代させられることもなく試合終了までプレーしている。

あとは「シュート精度」のみ。

この部分をレベルUPさせることができれば、まさに「ラ・リーガを代表するアタッカー」となるはずだ。

久保の今後の成長に期待しよう。

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