久保が貢献 ソシエダ、ヨーロッパリーグ2連勝でグループ首位に浮上
久保建英(Photo by NurPhoto/ Getty Images)
9月15日、ヨーロッパリーグ第2節「レアル・ソシエダ対オモニア・ニコシア」の試合が行われ、2-1でレアル・ソシエダが勝利した。
日本代表MF久保建英は後半16分から出場し、セルロートの決勝点をアシストしチームの勝利に貢献した。
ヨーロッパリーグ2連勝でグループ首位に浮上
(Photo by filipfoto)
レアル・ソシエダは、ラ・リーガ第5節のヘタフェ戦で痛恨の敗戦を喫するなど調子を落としていたが、この試合で勝利したことでヨーロッパリーグでは2連勝となり、グループ首位に浮上した。
グループ最大のライバルであるマンチェスター・ユナイテッドが今節勝利しているため、まだまだ油断はできないが、グループ首位通過に向けて順調な滑り出しとなった。
次戦ヨーロッパリーグ第3節のシェリフ戦は10月6日に行われる。
ローテーションにより久保も疲労なくキレのあるプレーを見せる
このオモニア・ニコシア戦では、後半16分からの出場となり、ラ・リーガ第5節のヘタフェ戦でも先発出場で前半のみ出場であったことから、過密日程であっても特に疲労は重くないようだ。
非常にキレのある動きを見せ、FWとして裏への飛び出しも積極的に行い、決勝点となったセルロートへのアシストも足を止めずに裏に走り込んだことで生まれた。
欲を言えばロスタイムに訪れた決定機をモノにしてほしかったが、チームを勝利に導いた決勝点をアシストできただけでも十分だろう。
エースとして期待されていたサディクは右膝前十字靭帯断裂で今季絶望となってしまったが、代わりを務める大型FWのセルロートとの相性もかなり良いことからも、今後さらに決定的な仕事を量産できそうだ。
次戦は重要なラ・リーガ第6節、万全な状態で久保とダビド・シルバ先発へ
レアル・ソシエダのスタジアム(Photo by mediamasmedia)
ヨーロッパリーグ第2節のオモニア・ニコシア戦でダビド・シルバを温存しながら勝てたことで、9月18日に行われるラ・リーガ第6節エスパニョール戦で久保とダビド・シルバをスタートから使える状態となった。
セルロートも疲労感の少ない状態で、アリ・チョもオモニア・ニコシア戦で後半16分という早い時間帯でベンチに下がっていることからも、エスパニョール戦でも45分以上使えるだろう。
ブライス・メンデスがフル出場しているため、おそらくエスパニョール戦で先発起用ができないが、それ以外はベストメンバーに近い形で臨むことができるはずだ。
ラ・リーガで上位チームに勝ち点で離されないためには、この試合での勝利が必須となる。
好調な久保の爆発に期待しよう。
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