【海外サッカー】ラ・レアル久保、4試合11失点中のヘタフェ相手に爆発の予感!

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久保建英 (Photo by Masashi Hara/Getty Images)

ラ・リーガ第5節、ヘタフェ対レアル・ソシエダの一戦が今夜(日本時間9月12日1:30~)行われる。

9月8日に行われたEL(ヨーロッパリーグ)でのセンセーショナルな活躍の余韻がまだ残る中、久保が古巣ヘタフェ戦に挑む。

中2日の過密日程、攻撃陣のスタメンに注目!

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レアル・ソシエダのスタジアム(Photo by mediamasmedia)

9月下旬の国際Aマッチウィークまで週に2回ペースでの試合が続くレアル・ソシエダだが、この過密日程をどのようなローテーションで凌ぐかにも注目が集まる。

特に中盤から前のポジションに関しては消耗が激しいゆえに、毎試合スタメンを変えながら挑む必要がある。

久保は8日に行われたELのマンチェスター・ユナイテッド戦で先発出場し、後半33分までプレーしていることからベンチスタートもありえるが、高確率でスタメンに名を連ねるだろう。

A・マドリード戦でのベンチスタートが今節スタメンの理由

監督の立場から考えてみると、連続でスタメン出場しているメンバーをそろそろ休ませたいと思う頃だろう。

稼働率の高いダビド・シルバやブライス・メンデス、ミケル・メリーノあたりはこのタイミングで休ませる確率は高いが、久保は第4節のアトレティコ・マドリード戦でスタメンを外れているため、フレッシュな状態であると判断されるだろう。

マンチェスター・ユナイテッドに勝利したとはいえ、ELのグループリーグを1位で突破するためには、15日の行われるEL第2節のオモニア・ニコシア戦でも多少の1軍メンバーをスタメンで起用したいところ。

そして、ラ・リーガの今節は4試合で11失点中の19位に沈むヘタフェ相手となる為、ここでベストメンバーを組むのではなく、多少メンバーを落としても問題ないと計算する可能性は高い。

それゆえに、ダビド・シルバやブライス・メンデス、ミケル・メリーノの誰かを今節ベンチスタートにして、久保を中盤で起用し、15日のELに中盤のレギュラーを1人は出場させるはずだ。

FWの2枚に関しては、セルロートとサディクというフレッシュな移籍合流組のいずれかと、若く回復力の早いアリ・チョで決まりだろう。


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ヘタフェ戦で得点orアシストすればラ・レアルの中心選手となれる

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(Photo by alphaspirit)

今季の久保の活躍は目を見張るものがあるが、数字としては開幕戦での1ゴールのみとなっている。

チャンスメイク力や周囲との連携、そして守備意識すべてが素晴らしく、今のままでもラ・レアルの重要なピースであることに間違いないが、さらに中心選手としての信頼を勝ち取るためには、そろそろ得点かアシストが欲しいところだ。

開幕から4試合で11失点をしているヘタフェはまさに絶好の相手だといえる。

特に前節は5失点しており、守備陣の不安定さが際立っている。

好調とはいえ、ラ・レアルは1試合2得点以上した試合はいまだゼロとなっているので、このタイミングで複数得点を奪っておきたいところ。

ここで確実に勝利し、リーグ戦の勝ち点を3点積み上げることで、ラ・リーガ4位以内フィニッシュが現実的な目標となるはずだ。

注目の一戦での日本代表MF久保の爆発に期待しよう。