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ソン・フンミンの顔面骨折で韓国の「魔のジンクス」再び!W杯に間に合わせることができるのか?

写真:ソン・フンミン(提供:AP/アフロ)
11月1日に行われたCL(チャンピオンズリーグ)第6節マルセイユ戦において、顔面骨折の大怪我を負った韓国代表FWソン・フンミン。

毎回W杯の直前に主力が大怪我をする韓国の「魔のジンクス」が今回も起こってしまった形だ。

ソン・フンミンは手術後にリハビリを開始、W杯に間に合うか

マルセイユ戦に勝利したトッテナムは、Dグループを1位通過し16強進出を決めた。

試合終了後のロッカールームでソン・フンミンは、他の選手と肩を組み歓喜の写真を撮っていたが、その顔は明らかに負傷によって腫れあがっていた。

怪我の原因となったプレーは、空中でマルセイユのDFムベンバと競り合った際に肩がソン・フンミンの顔面に当たった形だが、怪我をさせるような意図はまったくなかったため、致し方ないと言えるだろう。

顔面骨折となったソンは、その後手術をすることとなり、退院後リハビリを開始することとなった。

復帰までどの程度の期間を要するのかは発表されていない。

カタールW杯開幕までは約2週間しかなく、もしも復帰が間に合わないようならば韓国にとってあまりにも大きな戦力ダウンとなってしまう。

韓国がW杯のベスト8以上を目指すならば、ソン・フンミンは最悪でもグループリーグ第2戦か第3戦のどちらかで復帰し、決勝トーナメントまでにコンディションを上げていかなければならないだろう。

韓国はW杯前に必ずといっていいほど主力が大怪我に見舞われる

「魔のジンクス」

これは韓国代表に起こる「主力選手のW杯直前の大怪我」のことだ。

フランス大会のファン・ソンホン、ドイツ大会のイ・ドング、南アフリカ大会のカク・テヒ、ブラジル大会とロシア大会ではキム・ジンスが大怪我を負いW杯出場を逃している。

他にも、ロシア大会でイ・グノ、キム・ミンジェ、ホン・ジョンホ、ヨム・ギフンなども大怪我によってW杯出場を逃しているのだ。

今回のソン・フンミンの顔面骨折によって、「魔のジンクス」が続いていることを印象付けてしまった。

しかし、ソンフンミンはこれまでも負傷から早期に復帰できる傾向にあるため、このジンクスを破り韓国代表にカムバックする可能性もあると言えるだろう。

韓国はグループHで、第1戦目は11月24日と日程的に他のチームよりも遅めとなっているのも不幸中の幸いだ。

はたして韓国のだエースはカタールW杯のピッチに立つことができるのか。

その回復具合に注目が集まる。

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