ラツィオ鎌田大地、今冬移籍する可能性大!キャリア最大の選択となる移籍先3クラブ
鎌田大地(写真:PA Images/アフロ)
日本代表MF鎌田大地は今冬にラツィオから移籍する可能性が高そうだ。
リーグ・アンのマルセイユ、ラ・リーガのレアル・ソシエダ、そしてプレミアリーグのニューカッスルの3クラブが獲得に動くと見られている。
ラツィオで出場機会を得られていない鎌田にとっては、年齢的にもキャリア最大の選択となる。
3クラブとも来季のCL出場は難しい
鎌田は以前から「CLに出場するクラブ」を移籍先の条件に挙げていた。
ラツィオはその条件をクリアしていたため、本命の移籍先が破談となったタイミングで移籍を決断したわけだが、今回は3クラブとも来季のCL出場権を獲得できない可能性が高い。
マルセイユはリーグ・アン17節終了時点で6位(CL出場は上位4クラブ)となっており、4位のスタッド・ブレストとは勝ち点4開いている。
レアル・ソシエダもラ・リーガで6位となっており、4位バルセロナとは勝ち点差7だ。
ニューカッスルもプレミアリーグで7位となっており、4位のトッテナムと勝ち点差7となっている。
いずれのクラブもまだ可能性はあるものの、現実的にはELの出場権を現実的な目標とすべき立ち位置だ。
次回の移籍で再び失敗ならばキャリアダウンは間違いない
残念ながら鎌田のラツィオへの移籍は失敗であるのは間違いないだろう。
開幕から4試合連続でスタメン出場し1得点1アシストを記録したが、その後はリーグ戦で2回しかスタメンで出場しておらず、得点やアシストも記録していない。
3枚の中盤のポジションにおいて4番手か5番手となっており、なによりサッリ監督の信頼を勝ち得ていない。
おそらくマルセイユやレアル・ソシエダ、ニューカッスルに移籍したとしても、絶対的な主力としてプレーする可能性は高くなく、ラツィオと同じように3番手~5番手あたりの存在となるはずだ。
3クラブとも甲乙つけがたい状況と戦力であるため、鎌田の移籍先の判断は非常に難しいといえるだろう。
果たして鎌田は今冬にこの3クラブのいずれかに移籍することになるのか、その動向に注目だ。
Follow @ssn_supersports