ラツィオ鎌田大地、CLフェイエ戦でベンチなら約1ヶ月スタメンなし、今冬もしくは来夏移籍も考慮すべきか
鎌田大地(写真:PA Images/アフロ)
11月7日(日本時間8日5時~)、CL第4節「ラツィオ対フェイエノールト」の一戦が行われる。
鎌田大地と上田綺世の日本人対決となるが、鎌田は1ヶ月ぶりとなるスタメン出場、上田はベンチスタートが濃厚だ。
特に鎌田はスタメン候補からベンチ要員に格下げとなっている現状を踏まえれば、このフェイエノールト戦でチームを勝利に導く「結果」が求められる。
鎌田はルイス・アルベルトの控えという立ち位置を打破できるか
ラツィオのサッリ監督は、CLフェイエノールト戦の前日会見で鎌田のプレーを評価しつつも「状態が良ければルイス・アルベルトを起用する」と明言した。
この発言により完全に鎌田がルイス・アルベルトの控えであることが確定したわけだが、希望を捨てるにはまだ早い。
ラツィオは直近の公式戦3試合で1勝2敗となっており、セリエAの順位も10位と絶不調に陥っているからだ。
シーズン当初はルイス・アルベルトと鎌田大地がスタメンで並び立った試合もあり、鎌田が少ない時間で結果を残し続ければスタメン起用の確率をUPさせることも十分に可能だ。
そうした意味では、CLの決勝トーナメント進出に向け絶対に負けられない今回のフェイエノールト戦と12日に行われるセリエA第12節のASローマ戦のどちらかでインパクトあるプレーを見せることが非常に重要となる。
おそらくこの2戦でチームを勝利に導くようなプレーができなければ、当分の間ベンチ暮らしが続くことになるだろう。
単年契約のため今冬もしくは来夏移籍の可能性も
鎌田がラツィオと交わしている契約は、「1年+2年の延長オプション」となっている。
それゆえに、来夏には再びフリーで移籍できるわけだ。
もしもラツィオがCLでグループステージ敗退となれば、今冬の移籍もありえるかもしれない。
27歳の鎌田にとっては今のところラツィオへの移籍は失敗である可能性が高い。
フェイエノールト戦とローマ戦での出場時間、そしてプレー内容によって鎌田の未来は大きく変わる可能性があるといえるだろう。
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