鎌田大地が止まらない!ボランチ出場でも得点を奪い得点ランキング4位に浮上!
鎌田大地(Photo by Masashi Hara/Getty Images)
10月29日、ブンデスリーガ第12節「フランクフルト対ドルトムント」の一戦が行われ、2対1でアウェイのドルトムントが勝利した。
鎌田大地はこの試合ボランチで先発出場したにもかかわらず、前半26分に豪快なミドルシュートを決めるなど活躍した。
ボランチとしてゲームを組み立て得点も奪える圧倒的プレー
日本代表ではトップ下でのプレーが濃厚となっている鎌田だが、ボランチとしても非常に素晴らしいプレーが可能だ。
このドルトムント戦でも、ボランチとしてゲームを組み立て、守備では体を張りボールを奪うなど高いレベルでのプレーを継続。
ボランチでのプレーを高レベルでこなしながらも、積極的にバイタルエリアにも顔を出し、得点も狙っていく。
前半26分の得点シーンも、積極性があったからこそ生まれたゴールであると言える。
チームの格やその貢献度を考えれば、まさしく「ワールドクラスの選手」と言って良いだろう。
日本代表においても、「ボランチ鎌田」という選択肢もありと言えるかもしれない。
鎌田をボランチに配置することで、レアルソシエダの久保建英やブライトンの三苫薫を同時に起用することも可能となる。
特定のポジションだけでなく、複数のポジションで高いレベルのプレーができる鎌田は、監督にとってみれば最高の選手であると言えるだろう。
鎌田は大活躍もフランクフルトはCL出場圏内を争う相手に痛い敗戦
フランクフルトはCL出場圏内を争うドルトムントに痛い敗戦となった。
鎌田自身はリーグ戦7ゴール目という結果を残したものの、残念ながら勝利には繋がらなかった。
W杯によるリーグ戦中断までは残り4試合。
アウクスブルクやホッフェンハイム、マインツといった「勝ち点3を取るべき相手」との試合となる。
3連勝で終えることができれば、シーズン後半戦もCL出場権獲得が現実味を帯びてくるはずだ。
11月1日には大一番となるCL第6節も行われる。
日本代表の同僚である守田英正が所属するスポルティングとの試合となり、決勝トーナメント進出が掛かる。
大混戦となっているグループDを突破することができれば、シーズン後半にはCLの決勝トーナメントでプレーする鎌田を見ることができるだろう。
日本人選手で圧倒的な存在感を見せている鎌田の今後の活躍に期待しよう。
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