三笘薫、冨安健洋、伊藤洋輝、高井幸大など続々復帰!「完全体」に近づくサッカー日本代表

三笘薫(写真:新華社/アフロ)

三笘薫(写真:新華社/アフロ)
11月18日のボリビア戦に勝利し3連勝で2025年を締めたサッカー日本代表だが、12月に入り嬉しいニュースが続々とファンの元に届いている。

三笘薫が約2か月ぶりに復帰し、無所属の期間が続いていた冨安健洋がオランダの名門アヤックスと契約を結び、長期離脱していた伊藤洋輝も約9か月ぶりにバイエルンミュンヘンで先発復帰、プレミア移籍後すぐに負傷離脱となっていた高井幸大も実戦復帰しプレミアデビューを目指している。

着々と「完全体」に近づく日本代表

北中米W杯の組み合わせ抽選会が行われオランダ代表やチュニジア代表、欧州プレーオフ勝者との対戦が決まった日本代表だが、史上最強の呼び声高い現在の日本代表ならば1位通過はもちろん悲願のベスト8以上の成績を達成させることも可能だろう。

その確率はこの数週間でさらに高まっているといえる。

冒頭でも挙げた通り冨安健洋や伊藤洋輝、高井幸大といったDFのレギュラークラスが負傷離脱から復帰している。(冨安に関しては1月以降に復帰予定)

また、日本代表への招集が長らく見送られていた守田英正も所属クラブのスポルティングで出場機会を増やしており、エースとしての活躍を期待されているブライトンの三笘薫も2か月以上の離脱を経て復帰を果たしている。

佐野海舟や鈴木淳之介の台頭により負傷者続出の状況にあってもブラジル代表から歴史的な勝利を掴み、ガーナ代表、ボリビア代表に危なげなく勝利した日本代表。

GKの鈴木彩艶やCBの町田浩樹を含め今後前述した復帰組が代表に招集されるようになれば、いよいよ完全体に近づくことになる。

各ポジションにハイレベルな選手が2人以上おり、試合間隔が短く移動距離も長い(さらに高い気温もネック)今回の北中米W杯でも息切れすることなく戦い抜けるはずだ。

まずは3月末の国際親善試合(イングランド戦)で三笘や伊藤、高井、守田などを代表に復帰させ、W杯前の親善試合で鈴木や冨安、町田を融合させる流れか。

確かにW杯までの残された時間は短いが、間違いなく過去最強の日本代表で本番に臨むことができるだろう。

今後続々実戦復帰する代表の主力選手たちに注目だ。