【海外サッカー】日本代表DF板倉滉が左ひざ内側靭帯部分断裂!W杯に黄色信号!
写真:板倉滉(Photo by Christian Verheyen/Borussia Moenchengladbach via Getty Images)
9月12日、ブンデスリーガのボルシアMGから日本代表にとって最悪のニュースが届けられた。
日本代表DF板倉滉(25)が、トレーニング中に左ひざ内側靭帯部分断裂の怪我を負ったと発表したのだ。
これで11月から行われるカタールW杯への出場が極めて微妙な状況となり、日本代表にとっては大きな痛手となる可能性も出てきた。
日本代表のDF陣の中で最も期待できる選手の1人であるだけに、多くのサッカーファンが肩を落とすこととなった。
手術はせずに保存療法で対応
トレーニング中のデュエルで負傷した板倉は、手術をせず保存療法を進めるとしている。
手術を回避したことでシーズンすべてを棒に振るような長期離脱は避けられそうだが、11月に行われるカタールW杯への出場は極めて微妙な状況となった。
また、ボルシアMGにおいてもW杯までの試合のすべてを欠場する可能性が高く、カップ戦とリーグ戦を含め10試合を欠場することとなる。
ボルシアMGは現在、ブンデスリーガで8位と好位置に付けていて、来期のチャンピオンズリーグ出場権やヨーロッパリーグ出場権獲得も狙えるだけに、CBのレギュラーである板倉の負傷はかなりの痛手となる。
日本代表への影響は計り知れない
(Photo by Steevy84)
現在の日本代表において、板倉が抜ける意味はとてつもなく大きい。
おそらくチームのエースである伊東純也やそのプレー自体が大きな武器となっている三苫薫が離脱するのと同じくらい戦力的にはマイナスとなるはずだ。
昨季ブンデス2部のシャルケで大車輪の活躍をみせ、一部昇格の立役者となっただけでなく、日本代表においてもCBのレギュラーとしてW杯出場権獲得に貢献。
年齢による衰えが顕著な吉田と怪我がちな冨安と、かなり不安要素の高かったCB陣において最も頼りになる選手として躍動したのだ。
今季から移籍したボルシアMGでも開幕からレギュラーで出場し続け、ハイパフォーマンスを継続。
5節でレッドカードをもらい1試合の出場停止とはなったものの、指揮官からの信頼は揺るがず、今後もレギュラーとしてプレーする可能性が高かった。
W杯本大会に向けても、「クラブで不安定なプレーを続ける吉田の代わりに冨安とCBを組むべき」といった声が高まっており、もはや日本代表において欠かせないピースであると言える。
初戦で対戦するドイツ代表たちと日頃から戦っているといった点も板倉を推す1つの理由だろう。
若くしてワールドクラスの実力を誇る冨安と板倉のコンビならば、ドイツ相手に勝ち点を奪う姿を想像できるというファンも多いだろう。
はたして板倉はW杯直前に復帰できるのか、今後の回復具合に注目だ。
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