101回目の高校サッカー選手権、見どころと注目選手を徹底解説
“トルメンタ”で話題をさらった高川学園
また、高校サッカー選手権ならではの楽しみといえるのが各高校が仕掛けてくるオリジナル戦術である。4年連続28回目の出場となる高川学園(山口)は前回大会で、セットプレー時に選手同士が手を繋ぎ散っていくというユニークなプレーを披露。“トルメンタ”と呼ばれたこのトリックセットプレーはアメリカ『ESPN』やイギリス『デイリーメール』などの海外メディアが取り上げるなど 4強に進出する躍進とともにその活躍は世界へ広がっていった。日本人ならではの知恵を活かしたプレーは海外からも注目を集めており、今年も高川学園がまた新たなトリックプレーを繰り出すかも注目である。
101回目を数える高校サッカー選手権では、優勝争いはもちろん、プロ内定選手の高校年代最後でのプレーや、国見などの名門の復権や高川学園のオリジナル戦術など、学生年代ならではの注目ポイントがあるのも魅力だといえる。2022年の終わりである28日から2023年にかけて行われる選手権で、今年はどのようなドラマが生まれるのか。開幕に向けて熱を帯びていくであろう“冬の風物詩”からは今年も目が離せない。
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