ハーランドがCLバイエルン戦で得点し今季45得点目、メッシ、ロナウドの全盛期に近づく活躍を見せる
写真:ハーランド(提供:ロイター/アフロ)
4月11日、CL(チャンピオンズリーグ)準々決勝ファーストレグ「マンチェスター・シティ対バイエルン」の一戦が行われ、3-0でマンチェスター・シティが勝利した。
事実上の決勝戦とも称された試合ゆえに、拮抗した試合になることが予想されていたが、結果はシティの圧勝だった。
この試合では、ノルウェー代表FWハーランドがダメ押しとなる3得点目を奪い、今季公式戦45得点目を記録した。
マンチェスター・シティはこの試合の勝利で準決勝進出の可能性が極めて高くなった
CL準々決勝のバイエルン戦はハイレベルな試合となったが、決定力の差が出たと言えるだろう。
バイエルンも攻める時間はあったが、27分にロドリ、70分にはミスからベルナルド・シウバに追加点を入れられてしまう。
そして迎えた76分。
ゴール前のクロスに反応したジョン・ストーンズが落とし、これをハーランドがボレーでゴールに突き刺したのだ。
終わってみれば3-0の完勝だった。
セカンドレグは4月19日に敵地での試合となるが、2点差で負けても準決勝に進出できるため、シティは余裕を持って試合に臨めるだろう。
まさにモンスター、ハーランドは今季公式戦60得点オーバーの可能性も
ハーランドは、バイエルン戦でのゴールで今季公式戦での得点が45点となった。
プレミアリーグ得点王もほぼ間違いなく、今後はクラブの3冠達成とハーランド自身の得点数がどこまで伸びるのかが注目される。
もしもFAカップやCLの決勝に勝ち進むようならば、今季は残り15試合近くもある。
絶好調をキープし1試合1得点ペースとなれば、まさかの60得点の大台に乗る可能性もあるのだ。
クリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードに所属していた際に年間61得点を、メッシもバルセロナ在籍時に1度だけ年間60得点を達成している。
ハーランドがこのままシーズン終了まで好調を維持し得点を重ねるようならば、レジェンド2人の全盛期に匹敵する記録を残せるのだ。
FWは得点を奪う役割だが、名選手であっても現役中に公式戦200得点を達成するのは極めて困難だ。
しかしハーランドは、来季23歳にしてその記録を達成させようとしている。
ただし、メッシやロナウドは長いサッカー史の中でも特別な存在であり、キャリアにおける公式戦での得点数は700得点レベルとなっている。
今季のハーランドの活躍を、10年以上も継続したのだ。
はたしてハーランドはレジェンド2人の記録にどこまで近づくことができるのか、今後の活躍に注目しよう。
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