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プレミア昇格のバーンリーが古橋亨梧をリストアップ、セルティックは新契約提示で引き留め狙う
古橋亨梧(Photo by DeFodi Images/Getty Images)
古橋亨梧の去就が二転三転している。
セルティックで共に戦ったポステコグルー監督がプレミアリーグのトッテナムの監督に就任したことを受け、「古橋もトッテナムに移籍するのでは?」と目されていた。
しかし、イギリス紙『デイリー・レコード』では、新シーズンからプレミアに昇格するバーンリーが獲得に乗り出していると報じている。
そしてここにきて、セルティックのロジャーズ新監督が引き留めを図るとも言われている。
選択肢はセルティック残留、トッテナム移籍、バーンリー移籍のいずれかの可能性大
やはりスコットランドリーグとはいえ、得点王の実績は強力だ。
古橋亨梧には、欧州の様々なクラブが興味を示しており、28歳ながら移籍金は急上昇している。
有力な選択肢となるのは、セルティック残留、トッテナム移籍、バーンリー移籍のいずれかだろう。
セルティックに残留する場合は、新監督が引き留めたいと考えており、来季も変わらずエースとして活躍できるはずだ。
しかし、どうしても「リーグの格」という面では低いため、日本代表のエースに君臨するには物足りない選択肢だと言える。
トッテナム移籍に関しては、非常にチャレンジングな選択肢となるだろう。
もちろん、セルティックが放出を検討するくらいの移籍金額で正式オファーを出せばの話だが、可能性としてはゼロではない。
エースのハリー・ケインの移籍がほぼ確実視されており、監督も昨季セルティックを指揮したポステコグルー監督だからだ。
ブラジル代表リシャルソンがハリー・ケインの代わりにCFで出場できるため、古橋が移籍してもスタメンでの出場は難しいかもしれないが、まったく試合に出られないことはないだろう。
世界最高峰のサッカーが展開されているプレミアリーグを経験できれば、さらなる成長も可能となる。
そしてプレミアのクラブでもう1チーム古橋に関心を寄せているのが、バーンリーだ。
かつてマンチェスター・シティで活躍したレジェンドであるコンパニが監督を務めており、古橋の獲得を熱望している。
トッテナムよりもスタメンの座を確保できる可能性は高くなるが、昇格したクラブであることから、圧倒的なポゼッションで攻め込むセルティックの戦い方とは大きく異なる。
当然CFがポストプレーで起点を作るといった動きも必要不可欠となるため、古橋には若干荷が重いかもしれない。
果たして来季古橋はどこのクラブのユニフォームを着てプレーするのか、その去就に注目だ。
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