
2025年5月に開催されたAFC女子フットサルアジアカップで優勝に貢献した追野沙羅は、大会MVPを受賞。さらに11月には史上初開催となったFIFA女子フットサルワールドカップにも出場。日本女子代表のキーマンとして世界で異彩を放った。さらには、国内でもSWHレディース西宮で圧倒的な存在感を示し、女子Fリーグと全日本選手権の国内2冠を達成。しかし、順風満帆の彼女が選んだのは今シーズン限りでの現役引退だった。
25歳と絶頂期にあるなか、フットサル選手として一区切りをつけることになった彼女は、3月5日、ザ・プリンス パークタワー東京で開催された「F.LEAGUE AWARDS 2025-26」で女子Fリーグの最優秀選手賞に輝き、文字通り有終の美を飾った。
世界を肌で感じてきた追野が、女子フットサル界の現状に言及しながら、今シーズンを振り返った。
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積み重ねてきたものを発揮するだけだった
──MVP受賞おめでとうございます。今のお気持ちをお聞かせください。
本当に素直にうれしく思います。
自分の力だけでは取れなかった賞だと思うので、チームメイト、スタッフ、応援してくれた方々、いろんな形で支えてもらった方たちと一緒に取れた賞だと思っています。
──今シーズンを振り返って手応えを感じた部分はありましたか?
今までのシーズンで積み重ねてきたものを発揮するだけでした。
新しいことにチャレンジするといったことはなかったのですが、みんなを信じて、自分たちがもっているものをどこまで出せるかというところで、優勝につながりました。
──ワールドカップでは、頂点まで辿り着けなかった悔しさもあると思いますが、フットサルは追野選手にどんなことをもたらしてくれましたか?
アジアカップを経てのW杯では悔しさもありました。ただ、得るものも大きくあって。リーグ戦と全日本選手権まではやると決めていたので、世界で得たものやできなかったこと、反省点を優勝につなげることができました。さらに、こういった賞もいただけて、本当に良かったなと思います。
──今後のさらなる活躍が期待されるなかでの引退表明となりました。これからの女子フットサル界がどうあってほしいと願っていますか?
引退という形で発表させていただきましたが、正直、自分でもどんな気持ちかわかっていません。ただ、少しでもフットサル界を盛り上げていけるように自分自身も、フットサルの知名度を上げていけるように貢献したいと思っています。
──引退の気持ちは変わらないですか?
そうですね。今のところ(笑)。
──いつかどこかで待ってます。
そう言ってもらえてうれしいです。
──日本女子代表が世界のトップ4やファイナリストになるために、どのような環境が必要だと思いますか?
現状は、仕事とフットサルを両立しながらの選手がほとんどです。自分もスポンサーさんのところで働かせてもらい、いろいろとサポートしていただいています。
ただ、世界の舞台で戦うためには、ボールに触れる時間、フットサルに費やす時間を増やして、世界の選手と戦う場所をつくっていかないといけないと思っています。
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