
【Fリーグカップ2025 決勝戦】バルドラール浦安 3-3(PK2-3) 名古屋オーシャンズ(9月7日/バルドラール浦安アリーナ)
9月7日、Fリーグカップ2025決勝戦が行われ、バルドラール浦安と名古屋オーシャンズが対戦。浦安はPK戦の末、敗れた。
準決勝で立川アスレティックFCとの死闘を制した浦安は、名古屋との決勝戦に臨んだ。田中晃輝が2試合連続となる先制点を立ち上がりに決め、幸先いいスタートを切ったが、二度のリードを守り切ることはできず延長戦に突入。さらにPK戦までもつれこんだが、優勝を手にすることはできなかった。
リーグ戦5位という立ち位置で迎えたカップ戦。中断期間を経て臨んだ浦安のフィクソ、田中晃輝は試合後、率直な思いと自身のプレーを振り返った。
取材=伊藤千梅
編集=柴山秀之
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マインドとしてはチームが勝てたらいい
──この大会を振り返っていかがですか?
カップ戦の名称が変わって初めての大会でした。ホームの浦安アリーナでの開催でしたし、優勝したかったのが率直な気持ちです。
──今日の結果については?
優勝できなかったことが悔しいです。リードしている場面があったなかで、40分で決め切れなかったことも悔しいですね。
──準決勝と決勝ではどちらも先制点を挙げました。個人としてはどんな大会になりましたか?
僕自身のマインドとしては「チームが勝てたらいい」じゃないですが、優勝するために自分がプラスに働けばいいと思っています。
いつもその気持ちでプレーしていますが、2試合とも先制点を取れたのは良かったですし、自分が点を取った瞬間は高揚しちゃいますね。我を忘れているわけではないんですが、喜びの表現が「なんかダサい」と言われる時もあります(笑)。でもみんな喜んでくれますし、浦安サポーターの前で点を取れて良かったです。
──ダサいと言われるんですね。
「何それ」って感じで(笑)。無意識でやっていたらそう言われるんですよ。でも今回は言われませんでした。
──このカップ戦で得たものはありますか?
僕は昨シーズンと今シーズンの1巡目では、長坂(拓海)、荒川(勇気)、ロドリゴとのセットでした。ですが、今大会は本石(猛裕)とのセットで、監督とも「前線と絡めたらいいよね」といろいろと話をしました。
失点もしましたが、得点も取れたので、チームとしてプラスに働いてるのかなと思います。
──どういった意図でセットが変わったのですか?
やはり本石がピヴォの選手なので、すべてできるのはすごいと思いますが、前にいたほうが脅威になります。後ろのフィクソはドンと構えていたほうがいいと思いますし、この大会では僕が後ろに入り本石が前で起用されました。
──リーグ戦では5位ですが、チームはどんな雰囲気ですか?
リーグ戦が一周して5位で終わり、王者としての危機感はありますが、チームの雰囲気は悪くありません。中断期間で少しだけリフレッシュする時間があり、集まったタイミングではみんな生き生きとしていました。後半戦、まずはカップ戦から頑張ろうという意識で動けていたと思います。
──今後の意気込みを教えてください。
この大会を通して、みんなが攻撃も守備もハードワークしていると感じました。それをベースに後半戦はもう1個、2個ギアを上げて戦っていきたいです。
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