
8月15日、“世界最高の選手”と呼ばれ、名古屋オーシャンズでもプレーした元ポルトガル代表のリカルジーニョが現役引退を発表した。
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“O Mágico”(魔術師)が引退
リカルジーニョは15日に記者会見を開き、現役引退を発表。「私はプロスポーツ選手としてのキャリアの終止符を打つためにここに来ました。これは私がこれまでに下した最も難しい決断だ」と話した。
1985年9月3日生まれで現在39歳のリカルジーニョは、15歳の頃にポルトガルの名門ベンフィカに入団すると、一気に頭角を現し、同国代表デビューも飾った。
2010-11シーズンと2012-13シーズンには名古屋オーシャンズでもプレーし、卓越したテクニックで多くのフットサルファンを魅了。その後はスペインの名門インテル・モビスターでも圧倒的なパフォーマンスで席巻し、キャリアの終着点はイタリアのエコシティ・ジェンツァーノとなった。
個人としては、史上最多となる6度の世界年間最優秀選手賞(Futsal Planet)の受賞を始め、ポルトガル代表では通算188試合に出場し、FIFAフットサルワールドカップに4回、UEFAフットサル選手権(欧州選手権)に5回出場。2018年に欧州選手権を初制覇すると、2021年のW杯では悲願のタイトルを手にした。
レジェンドの引退発表には多くのファンがSNSでリアクション。「ほんとうにファンタジスタだった」「彼のプレーは何度見ても飽きない」「この人はマジで別次元」などの言葉が集まるとともに、「生で観たプレーは本当に凄かった」「生で見てフットサルにハマったぐらい」と色あせることのない華麗なプレーを懐かしみ、引退を惜しむコメントが殺到した。
リカルジーニョ|元ポルトガル代表
1985年9月3日(39歳)
160cm / 63kg<主なタイトル>
世界年間最優秀選手賞:6回(2010/2014/2015/2016/2017/2018)
UEFAフットサル選手権 優勝 2018
FIFA W杯 優勝 2021<経歴>
2003–2010 ベンフィカ(ポルトガル)
2010–2011 名古屋オーシャンズ
2011 CSKAモスクワ(ロシア)
2011–2012 ベンフィカ(ポルトガル)
2012–2013 名古屋オーシャンズ
2013–2020 インテル・モビスター(スペイン)
2020–2022 ACCSパリ(フランス)
2022–2023 ペンデカル・ユナイテッド(インドネシア)
2023–2024 リガ(ラトビア)
2024–2025 ジェンツァーノ(イタリア)
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