キング・森岡薫がFリーグ最年長得点記録「46歳105日」更新!「さすが!」レジェンドの今季初ゴールにファンも大興奮

【メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1】バサジィ大分 1-4 ペスカドーラ町田(7月21日/クラサス武道スポーツセンター)

“キング”の右足が伝説を塗り替えた。ペスカドーラ町田の森岡薫が今シーズン初ゴールを記録し、自らが持つFリーグ最年長得点記録を更新。現役ラストイヤーに挑むレジェンドの一撃がチームに火をつけた。

■今シーズン初得点は貴重な同点弾に

Fリーグ最年長得点記録を更新

7月21日、メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1の第8節、バサジィ大分vsペスカドーラ町田が行われ、町田が4-1で勝利を収めた。

この試合でフットサル界の“レジェンド”森岡薫が偉業を達成。自らがもつ最年長得点記録を更新した。

町田が0-1のビハインドで迎えた15分、ゴール正面右の位置でFKを獲得。キッカー・山中翔斗がエリア内へパスを送ると、毛利元亮がポストプレーから落とす。これをクレパウジ・ヴィニシウスがダイレクトでシュートを放つと、相手DFに阻まれたこぼれ球がエリア内左へ。このボールに反応した森岡が冷静に右足を振り抜いてファーサイドへ流し込み、チームを同点に導く今シーズン初ゴールを記録した。

この得点により、森岡はFリーグでの通算ゴール数を320点(F1で306点、F2で14点)に。ヴィニシウスに次ぐ歴代2位の記録をさらに伸ばした。さらに、自身が保持するFリーグ最年長得点記録を「46歳105日」に更新。昨シーズン、2024年12月20日にゴールを挙げ、「45歳257日」の記録を打ち立てていたが、それを自身で大きく塗り替える形となった。

1979年4月7日生まれの森岡は、2006年に名古屋オーシャンズの前身である大洋薬品/BANFF(当時は東海リーグ所属)に加入。Fリーグ開幕以降は、名古屋の絶対的エースとして君臨し、Fリーグ9連覇、4回の最優秀選手賞、4回の得点王と、輝かしい実績を積み重ねてきた。

フットサル界を象徴する“キング”は2025-26シーズン限りでの現役引退を発表している。

現役生活ラストシーズンで放った渾身のゴールにはファンからも熱いリアクション。SNSでは「さすがキング!」「Fリーグのレジェンド」「森岡で追いついた!」「この年齢で今のFリーグの強度で選手やってるのは本当に凄い」と、さびることのない得点感覚に称賛のコメントが集まった。

なお、森岡のゴールで同点に追いついた町田は、第1ピリオドで逆転に成功。第2ピリオドにも得点を重ね、4-1で逆転勝利を収めている。

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