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【海外サッカー】契約解除金10億ユーロの超逸材フェラン・トーレスが久保の相棒に?今冬にもローンで獲得へ
レアル・ソシエダのスタジアム(Photo by mediamasmedia)
レアル・ソシエダにスペインの超逸材FWが加わる可能性が急浮上した。
スペインメディア『トードフィチャージェス』は、バルセロナがスペイン代表FWフェラン・トーレス(22)のローン移籍を望んでおり、これにより代理人がレアル・ソシエダにオファーを打診したと報じた。
このローンが実現すれば、日本代表FW久保建英(21)と前線でコンビを組む可能性が高まり、レアル・ソシエダの戦力は一気に高まることになる。
実力や将来性は一級品だがバルサでは余剰人員に
今夏、バルセロナは世界的FWであるロベルト・レヴァンドフスキ(34)を獲得。
バルセロナには他にもウスマン・デンベレ(25)やアンス・ファティ(19)、ハフィーニャ(25)、メンフィス・デパイ(28)といった世界的FWが在籍していることから、フェラン・トーレスの出場機会が限られている状況だ。
若くしてスペイン代表で24試合に出場しており、ドイツ代表戦でのハットトリックなど13ゴールを挙げている超逸材は、この状況に不満を示している。
バルセロナとしては、契約解除金を10億ユーロ(約1300億円)に設定するなど、将来のバルセロナのエースとして期待しており、完全移籍ではなくローンに出すことを望んでいる。
フェラントーレス側もローンを希望しており、代理人がサディク(25)の負傷でFWの人員が不足しているレアル・ソシエダやセビリアなどに契約オファーを打診した。
レアル・ソシエダにローン移籍なら久保と2トップの可能性も
久保建英(Photo by NurPhoto/ Getty Images)
レアル・ソシエダは現在、FWの駒不足に陥っている。
今夏完全移籍で獲得した期待のFWウマル・サディクが右膝前十字靭帯断裂で今季のプレーが絶望となり、主要FWはローンで獲得したアレクサンダー・セルロート(26)とモハメド・アリ・チョ(18)、そして久保建英のみとなっている。
スペイン代表FWのミケル・オヤルサバル(25)が左膝前十字靭帯の怪我から年内には復帰できそうではあるが、大怪我からの復帰なだけにいきなりフル稼働は難しいと予想される。
来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得やEL(ヨーロッパリーグ)優勝を狙うレアル・ソシエダにとっては、重要なシーズン後半に向けてフェラン・トーレスが加われば一気に目標実現に向けた戦力が整うことになる。
久保を筆頭に、スペインのレジェンドであるダビド・シルバ(36)やミケル・メリーノ(26)、ブライス・メンデス(25)といったフェラン・トーレスにパスを繋げられる選手も揃っているだけに、トーレス側とソシエダ側の双方にとって最高のローンとなるはずだ。
今冬以降、久保のアシストからフェラン・トーレスのゴールといった形が数多く見られるかもしれない。
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