ついに世界最大のスポーツイベントであるW杯が開幕した。
開幕戦となった「カタール対エクアドル」の一戦は、2－0でエクアドルが勝利し、W杯史上初となる開催国の黒星となった。
大会2日目は、優勝候補イングランドが登場する。
イングランドのハリー・ケインと若き至宝ベリンガムに注目
最新のFIFAランキングで5位となっているイングランドは、カタールW杯の優勝候補国の1つとなている。
多くの選手が世界最高峰のプレミアリーグでプレーしており、スター選手も多い。
特に注目すべきは、2018年ロシアW杯の得点王であり、キャプテンを務めるハリー・ケインと、メガクラブも獲得を狙っている次世代を代表するボランチであるジュード・ベリンガムだ。
ハリー・ケインは、W杯の得点王やプレミアリーグ得点王3回を誇るワールドクラスのFWだ。
高いシュート精度はもちろん、献身的な前線からのプレスもできることから、現代サッカーに合ったストライカーであると言える。
さらに、前線に張り付くだけでなく、中盤に降りてきて組み立てに参加したり、味方のスペースを作る動きにも長けているため、非常にマークしにくい選手でもある。
もう1人の注目選手であるベリンガムは、19歳と非常に若い選手だ。
しかし、19歳ながらすでに強豪ドルトムントの主力としてプレーしており、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシー、リヴァプールといったメガクラブが獲得を目論んでいる逸材だ。
基本的にはボランチの選手だが、トップ下やウイングでもプレーが可能となっている。
ドリブルのテクニックやパスセンス、ボール奪取能力など、すべての能力が極めて高く、監督としては非常に頼もしいプレーヤ－であると言える。
W杯でブレイクする可能性が非常に高い選手なだけに、そのプレーは注目だ。
初戦の相手はアジアの難敵イランも圧倒的な実力差あり
イングランドの初戦の相手は、FIFAランキング20位とアジアで最もランキング上位のイラン代表となる。
アジアでは日本代表と同格の強さを誇るが、優勝候補イングランド相手ではなかなか厳しい戦いとなるだろう。
イングランド代表には、ケインやベリンガム以外にも、チェルシーのスターリングやマンチェスター・ユナイテッドのラッシュフォード、マンチェスターシティのフィル・フォーデンなど、ワールドクラスの選手が揃っている。
特に攻撃陣の破壊力はすさまじいため、大差がつく可能性もあるだろう。
カタールW杯の初戦で勝利し、勢いをつけることができるのか。
イングランド代表の初戦に注目だ。
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