ブライトン、EL初戦はアテネの堅守&セットプレーの強さに屈する!三笘&ファティも不発
三笘薫(写真:REX/アフロ)
9月21日、ELグループB第1節「ブライトン対AEKアテネ」の一戦が行われ、2-3でアウェーのAEKアテネが勝利した。
ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫はスタメンに名を連ね、欧州コンペティション初出場となった。
両チーム合わせて10枚以上のイエローカードが出される激しい試合となったが、アテネの粘り強い守備と効果的なセットプレー、カウンターの前にブライトンは試合を通じて持ち味を発揮できなかった。
ブライトンはセットプレーの強さを見せたアテネに苦戦
ブライトンはこの試合もGKを含めた徹底したビルドアップを中心に試合を進める。
序盤はアテネのプレスに苦戦したものの、徐々に自分たちの狙い通りの展開に持ち込む。
しかし、先制点を奪ったのはアテネだった。
11分、CKからアテネのジブリル・シディベがエリア内の遠目の位置からダイビングヘッド。
これが見事ゴールに突き刺さった。
ブライトンもジョアン・ペドロが前半30分に自ら獲得したPKを自身で決めきり同点に追いつくも、40分にまたもセットプレーからミヤト・ガチノビッチに得点を奪われ再びリードを許す展開に。
前半の支配率は63%と圧倒したブライトンだったが、セットプレー2発でリードを許す厳し展開となった。
三笘も前半終了間際に2度ドリブルで魅せたが、得点には結びつかなかった。
最後までブライトンは流れを掴めずEL初戦敗北
ブライトンは67分にジョアン・ペドロが再び自ら獲得したPKを決め同点に追いつくも、イエローカードが飛び交う激しい試合内容で度々試合が止まり流れが掴めず。
84分、逆にアテネのエセキエル・ポンセにゴールを決められ3度目のリードを奪われてしまう。
三笘は見せ場を作れず86分にベンチに下がった。
結局試合はこのままアテネに逃げ切られ、ブライトンはホームで行われた初戦を落とす結果となった。
今季唯一の敗戦であったウェストハム戦同様、引かれた相手をどのように崩すのか。
そして相手のカウンターやセットプレーへの対応といった点が課題だといえるだろう。
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