堂安がダイビングヘッドで決勝点!チームを勝利に導きCL出場権獲得の4位を死守
写真:堂安律(提供:ANP Photo/アフロ)
4月29日、ブンデスリーガ第30節「ケルン対フライブルク」の一戦が行われ、1-0でフライブルクが勝利した。
体調不良により出場が危ぶまれた日本代表MF堂安律だったが、この試合にスタメン出場し、ダイビングヘッドで見事決勝点を奪った。
これでフライブルクは勝ち点を「56」に伸ばし、来季のCL出場権獲得となる4位をがっちりキープした。
貴重な勝ち点3獲得に貢献した堂安
右MFでスタメン出場した堂安が、値千金の先制ゴールを奪った。
試合は序盤から劣勢に立たされた。
21分にはクロスボールから最後はマイナにボレーシュートを打たれる。
23分にはCKをマルテルがヘディングシュート。
いずれもフライブルクのGKフレッケンがファインセーブで守った。
フライブルクのチャンスは30分、堂安からだった。
堂安のパスからホーラーがシュートを放つも、ケルンGKのシュワーブに阻まれた。
来季のCL出場権獲得のためになんとしても先制点を奪いたいフライブルクだったが、前半はスコアレスで折り返す。
54分、ついにその瞬間は訪れた。
左CKをニアのホーラーがフリックし、ボールはファーサイドに流れる。
右サイドにポジショニングをとっていた堂安がこれをダイビングヘッドでゴールに押し込んだのだ。
GKと交錯する可能性のあるプレーだったが、堂安は恐れることなく頭から飛び込んだ。
CL出場権獲得が可能な4位を死守する貴重な得点を奪った堂安は72分までプレー。
試合終盤のケルンの猛攻を凌いだフライブルクは、このまま1-0で逃げ切り、貴重な勝ち点3を獲得した。
CLに出場できればビッグクラブへの移籍も見えてくる
今年25歳になる堂安にとって、来季はビッグクラブに移籍するために非常に重要なシーズンとなる。
もしもCLに出場し結果を残すことができれば、一気にその夢を実現させる可能性が高まる。
今季のブンデスリーガで4位以内に入れるかどうかは、今後のキャリアを大きく左右するわけだ。
ドイツ杯も準決勝まで勝ち残っているため過密日程となる。
果たして堂安は残りの試合でもゴールやアシストを記録しチームをCL出場に導けるのか、今後のプレーに注目だ。
Follow @ssn_supersports