CL組み合わせ決定!今季の死の組はPSG、ドルトムント、ミラン、ニューカッスルが同組のグループF
写真:グアルディオラ監督(AP/アフロ)
8月31日、CL(チャンピオンズリーグ)グループステージ組み合わせ抽選会がモナコで行われた。
欧州ナンバーワンクラブを決める大会なだけにどのグループも強豪ぞろいだが、注目はグループFだろう。
パリ・サンジェルマン、ドルトムント、ACミラン、ニューカッスルの4クラブが同組となり、まさに「死の組」であるといえる。
エムバペが残留したPSGにとってはかなり厳しいグループに
今夏エムバペの移籍騒動でバタつきを見せたパリ・サンジェルマンは、今季CLで結果を残しクラブの格を維持したいところだが、決勝トーナメント進出も容易ではなさそうだ。
昨季ブンデスリーガ最終節でバイエルンに逆転優勝を奪われ2位となった強豪ドルトムントは、ベリンガムは抜けたがCLベスト16以上の戦力を有している。
ACミランは昨季のCLでベスト4に入る強豪であり、今季も開幕から2連勝で首位に立つなど安定した強さを誇る。
そして、このグループを死の組とさせている最大の要因が、ニューカッスルの存在だ。
一昔前であれば、「プレミアリーグの中位クラブ」といった存在だったが、昨季からはプレミアリーグ優勝を狙えるクラブへと変貌を遂げている。
今夏にはミランからトナーリを獲得し、さらに戦力をUPさせている。
つまり、グループFの4チームすべてがベスト16以上の実力を有しているため、どのクラブも格下との試合が1試合もない。
激戦必至のグループFは要注目だ。
久保建英のソシエダはインテルと同組、グループEは日本人選手が多数
キャリアで初めてのCL出場となる久保建英が所属するレアル・ソシエダは、グループDに入った。
ベンフィカ、インテル、ザルツブルクといった強豪クラブと同組となったが決勝トーナメント進出も十分に可能性がある。
また、グループEは日本人選手が所属するクラブが集まった。
上田綺世所属のフェイエノールト、鎌田大地所属のラツィオ、古橋享梧や旗手怜央、前田大然らが所属するセルティックが同グループとなった。
各組上位2クラブが決勝トーナメントに進出できるため、この組み合わせとなった時点で日本人選手がベスト16に進出することが決定した。
CL優勝を狙える戦力を持つアーセナルは、セビージャ、PSV、RCランスと同組となり、比較的恵まれたグループに入ったといえるだろう。
日本が誇るDFである冨安健洋がCLで活躍できるかにも注目だ。
・グループA
バイエルン
マンチェスター・ユナイテッド
コペンハーゲン
ガラタサライ
・グループB
セビージャ
アーセナル
PSV
RCランス
・グループC
ナポリ
レアル・マドリー
ブラガ/ポルトガル
ウニオン・ベルリン
・グループD
ベンフィカ
インテル
レッドブル・ザルツブルク
レアル・ソシエダ
・グループE
フェイエノールト
アトレティコ・マドリー
ラツィオ
セルティック
・グループF
パリ・サンジェルマン
ドルトムント
ミラン
ニューカッスル
・グループG
マンチェスター・シティ
RBライプツィヒ
ツルヴェナ・ズヴェズダ
ヤング・ボーイズ
・グループH
バルセロナ
ポルト
シャフタール・ドネツク
アントワープ
Follow @ssn_supersports