ブライトン、マンCに勝利で暫定4位に浮上!復帰のジョアン・ペドロとオライリーが得点
ジョアン・ペドロ(写真:ロイター/アフロ)
11月9日、プレミアリーグ第11節「ブライトン対マンチェスター・シティ」の一戦が行われ、2-1でブライトンが勝利した。
日本代表MF三笘薫は左WGで先発出場し、得点やアシストこそなかったが確かな存在感を見せた。
ブライトンは、この勝利で勝ち点を19に伸ばし、暫定4位に浮上している。
シティに先制点を奪われるも後半怒涛の攻撃で逆転したブライトン
前半23分、アヤリの縦パスをカットしたコバチッチが自ら縦にドリブルで持ち出すと、前線のハーランドへ絶妙なスルーパスを出す。
シュートはブライトンのGKフェルブルッフェンが一度ははじくが、再びハーランドが詰めて貴重な先制点を奪った。
その後もハーランドやフォーデンを中心としたシティの攻撃防戦一方のブライトンだったが、フェルブルッフェンの好守で凌ぎ切った。
三笘は何度かチャンスに絡む場面もあったが、世界最高の右SBとも称されるシティのカイル・ウォーカー相手に決定的な場面は作らせてもらえなかった。
後半はブライトンも息を吹き返し、右WGのアディングラと左WGの三笘を中心にチャンスを作る。
52分には三笘からエストゥピニャンへとパスが通り、素晴らしいクロスがエリア内に供給される。
ヒンシェルウッドがフリーでヘディングシュートを放ったが、シティのGKエデルソンがファインセーブ。
惜しいシュートを放ったヒンシェルウッドはその後膝を痛め悔しい途中交代となった。
そのヒンシェルウッドに変わり途中出場したマット・オライリーは、古橋や前田、旗手の所属するセルティックから加入した期待のMFだ。
加入直後に負傷し長期離脱していたが、ようやく戦線に復帰することとなった。
シティは劣勢が続く中デ・ブライネを投入し流れを変えようとする。
しかし流れは変わらず、ブライトンは77分に同点に追いつく。
三笘のアウトサイドクロスはDFにはじかれたものの、再び三笘の足元にボールが転がる。
三笘はダイレクトで中に入れ、ボールはウェルベックに渡るが打ち切れず。
しかし、ジョアン・ペドロがこぼれ球に素早く反応し得点を奪った。
83分、長期離脱から復帰したオライリーが大仕事をやってのける。
バレバの縦パスをウェルベックがダイレクトで落とし、ジョアン・ペドロがオライリーにスルーパスを入れる。
絶妙なタイミングで飛び出したオライリーは冷静にトラップし左足でゴールに流し込んだ。
逆転に成功したブライトンは9分間のアディショナルタイムを凌ぎシティから勝利を奪った。
頼れるジョアン・ペドロと期待のオライリーが復帰したブライトンは、プレミアで上位を狙える戦力が整ったといえるだろう。
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