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ブライトン、圧倒的にゲーム支配もウェストハムの鋭いカウンターに屈し今季初黒星
三笘薫(写真:REX/アフロ)
8月26日、プレミアリーグ「ブライトン対ウェストハム」の一戦が行われ、1-3でウェストハムが勝利した。
日本代表MF三笘薫は左WGでスタメンフル出場し良いプレーを見せたものの、ゴールやアシストといった結果は出せなかった。
圧倒的なボール支配率も先制されたブライトン
序盤からプレスをかけるのではなく完全に引き気味で構えるウェストハム。
ブライトンは余裕を持って組み立てはできるものの、崩し切るまではいかない。
左の三笘、右のマーチを使ったワイド攻撃やファーガソンやウェルベックへの縦パスからの攻撃でチャンスを作っていく。
すると19分。
ブライトンのCBウェブスターがGKへのバックパスをミスすると、アントニオから新加入のウォード・プラウズが決めアウェーのウェストハムが先制する。
85%以上のボール支配率で優位に進めていたブライトンは、その後も圧倒的に攻め続ける。
1-0で逃げ切りを図るウェストハムは後半にも追加点を挙げ逃げ切り成功
後半に入ってもブライトンが圧倒的にゲームを支配する。
47分には三笘が素晴らしいクロスを入れ、ファーガソンがフリーでヘディングシュートを放ったが、これはGKアレオラがファインセーブ。
58分、ウェストハムはカウンターでボーウェンが素晴らしいトラップからゴールへ流し込むようなシュートを決めリードを2点に広げる。
圧倒的に支配しながらリードされたブライトンは、ララーナとジョアン・ペドロを投入し打開を図る。
しかし得点を奪ったのはまたもウェストハム。
64分、またもカウンターからアントニオがDFを背負った状態から見事なターンをしてシュートを決める。
0-3とリードを3点としたウェストハムは、GKのアレオラが絶好調で9本ものシュートストップでピンチを防ぐ。
ブライトンは81分にグロスのミドルシュートで1点を返すが、まるでエリア内にバスを横付けしているかのような徹底した守備戦術からのカウンターサッカーを展開したウェストハムが1-3で逃げ切った。
開幕から2連勝で首位に立っていたブライトンは今季初黒星となった。
三笘も好調を維持しており、前半から何度も積極的に仕掛ける動きを披露したが、得点を奪うまでにはいたらなかった。
良いサッカーは展開できているだけに、カウンターの守備対策を改善したいところだ。
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