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ジュード・ベリンガム(写真:ロイター/アフロ)

ベリンガムが止まらない!1試合2得点でランキング首位独走、レアルもリーグ戦3連勝で首位をキープ

ジュード・ベリンガム(写真:ロイター/アフロ)
10月7日、ラ・リーガ第9節「レアル・マドリード対オサスナ」の一戦が行われ、4-0でレアル・マドリードが勝利した。

MFながらラ・リーガの得点ランキングで首位を走るジュード・ベリンガム(20)が2得点を奪う活躍を見せ、オサスナに圧勝した。

怪我からの復帰4戦目となったブラジル代表FWヴィニシウスも1得点1アシストの活躍を見せた。

若干20歳でラ・リーガの主役となったベリンガム

ヴィニシウスやロドリゴ、バルベルデらと共にレアル・マドリードの未来を担う存在としてドルトムントから加入したベリンガムは、たった2ヶ月ほどでレアルのエースとなってしまった。

6月に20歳になったばかりのベリンガムは、オサスナ戦の2得点で得点数を8に伸ばし、得点ランキングで首位を独走している。

誤解しないでいただきたいが、ベリンガムは点取り屋のFWではなく「MF」だ。

トップ下で出場しているが実際には左スペースに流れることが多く、左MFとしてヴィニシウスのやや後方で攻撃に参加している。

特筆すべきはその得点感覚だ。

今季の得点の多くは、得点の匂いを感じ取った鋭い動き出しによるワンタッチゴールとなっている。

MFとしてのテクニックやセンス、デュエルの強さなどもトップクラスだが、今季は得点への嗅覚が特に素晴らしい。

ベリンガムは元々そこまで得点力のある選手ではなかった。

ブンデスリーガで2ケタ得点を取ったことはなく、昨季ようやく公式戦全試合(42試合出場)で13得点を記録した程度だ。(アシスト数は6)

しかし、今季はすでにラ・リーガで8得点、CLで2得点を挙げている。(アシスト数は3)

10試合の出場で10得点3アシストと異次元の数字を残しているわけだ。

9月のラ・リーガMVPこそレアル・ソシエダの久保建英に譲ったが、このまま活躍を続ければラ・リーガ年間MVPの筆頭であるのは間違いないだろう。

「覚醒」したベリンガムは、このままラ・リーガやCLで得点を重ね続けることができるのか、その活躍に注目しよう。

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