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64年ぶりのW杯に挑むウェールズ、ガレス・ベイルはMLS初制覇に貢献で準備万端!

写真:ガレス・ベイル(提供:ロイター/アフロ)
11月5日、MLS(メジャーリーグサッカー)の年間王者を決める「ロサンゼルスFC対フィラデルフィア」の一戦が行われ、延長の末PK戦でロサンゼルスFCが勝利した。

ウェールズ代表FWのガレス・ベイルは、アディショナルタイムにヘッドで同点弾を決めるなど大活躍し、ロサンゼルスFCのMLS初制覇に貢献した。

初優勝の勢いのまま、64年ぶりのW杯となるウェールズ代表のエースとしてカタールに乗り込むことになる。

ガレス・ベイルにとっては最初で最後のW杯である可能性が高い

W杯の欧州予選でウェールズはプレーオフに回り、A組の決勝でウクライナと対戦した。

ロシアによる軍事侵攻の真っただ中であったウクライナは、国民に勇気を与えるべく奮闘したが、ウェールズの「64年ぶりのW杯出場に懸ける想い」が上回った。

ガレス・ベイルのフリーキックから生まれたオウンゴールの1点を最後まで守り抜き、見事W杯出場を決めたのだ。

気が付けばベイルも33歳という年齢となった。

サウサンプトン、トッテナムで一気に名を揚げると、レアル・マドリードへ移籍後数年間は大活躍でCLなど数多くのタイトルをもたらした。

レアルに所属した後半は出場機会が減り、チームが敵地でのCLを戦っている間にゴルフに興じてしまうなど、問題行動も目立つようになった。

この頃から、「ベイルはもう終わった選手」といった印象が強くなってしまった。

しかし、2020-2021シーズンに古巣トッテナムにレンタル移籍すると、公式戦34試合に出場し16得点と実力を発揮。

翌年にレアルに戻るも、怪我の影響もあり結果は出せず、MLSのロサンゼルスFCへと完全移籍となった。

33歳という年齢、そしてウェールズの戦力を考えれば、ベイルにとって最初で最後のW杯になる可能性は高いと言えるだろう。

ウェールズは決勝トーナメント進出も狙える戦力

ウェールズはカタールW杯でB組に入った。

グループ本命はイングランドだが、その他の2チームはイラン、アメリカであるため、2番手は絶対的な存在がおらずウェールズも決勝トーナメント進出を狙えるはずだ。

ガレス・ベイルを筆頭に、ダニエル・ジェームズやアーロン・ラムジー、ネコ・ウィリアムスといった実力者が揃っている。

メッシやクリスティアーノ・ロナウド、ルカ・モドリッチなど、最強世代にとっておそらく最後となるW杯で、きっとベイルも輝きを放つはずだ。

カタールW杯では、ベイルの圧倒的な走力と得点力に酔いしれよう。

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